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2004年12月28日火曜日

梅田さんが考察する、Google の歴史的役回り

CNET Japan に連載の梅田さんのブログ、英語で読む IT トレンドからの最新記事から。 「Google の歴史的役回り
" 本欄でしつこいほどにGoogleのことを書いてきたのはなぜか。それは、Googleという会社が、「1990年代初頭におけるMicrosoftと Intelのような役回りの会社」の現代版に違いないからで、そういう会社が水面下からぐっと我々の目の前に浮上してくるのは、産業全体が大きく動く前触 れなのである。"
梅田さんが、当方と同じ事を感じて居られるという事が良くわかりました。当方が年末のあわ ただしい時にあえて動く決断をしたのも、この部分が大きな理由ですね。Wintel が PC の基本コンポーネンツや OS を提供して来た様に、Google は、Internet 時代の基盤となる様なソフトウェア、アプリケーションを精力的に開発して来ている、という事なのでしょう。

2004年12月24日金曜日

Six Apart、Blogger の Founder が People of the Year 受賞

米 Six Apart 社の Ben と Mena夫妻、そして Blogger サービスを開発した Pyra 社(2003年、Google に統合)の Evan 他の Founder 達が米 PC Magazine 誌の People of the Year を揃って受賞。Six Log の Anil の Entry から。Anil によると、Ben と Mena は Google の Founder 達とともに、2月半ばのアリゾナでのDEMO@15イベントで、 15 World-Class Innovators にも選ばれていますね。前職の Neoteny 時代、仕事をともにさせて頂いたシリコンバレーの新世代若手起業家達の受賞は、個人的にも、非常に嬉しい出来事でした。心から、お祝いの気持ちをお伝えしたいと思います。 (Ben, Mena そして Evan の写真は、当方の Blog Entry 史上最もアクセスがあったこちらの Palo Alto での Party の写真で どうぞ。革ジャンで腕組みした Scripting News の Dave と話している Ben と ピンクのワンピース姿の Mena の写真は当時の RSS 論争の中、当方が予想もしない大きなインパクトを持っていた様です。黄色のジャケットを着て目立っているのが Evan ですね。Joi と歓談中。)

振り返ると2004年は、Six Apart の MovableType TypePad、そして Pyra/Google の Blogger が米国でも一般への浸透度を高め、シェアを更に伸ばす飛躍の年になったのではないかと思います。上記 PC Magazine の記事では Technorati にも触れていますが、来年はこの様な各種 Blog Publishing Service の充実により急増した Blog Author 達、そして更にその周囲に居る何倍もの Blog Reader 達のニーズを満たす「Blog 周りの新サービス」を開発、提供するベンチャーにもスポットが当たる事になるのでしょう。Bloglines 等 Feed Reader を ASP 型で提供するサービスも見逃せません。そして Social Networking Service や Wiki 等、Social Software の新しいフロンティアを広げる活動をしている新興ベンチャー企業群も、更に注目されるはずです。日本国内でも、米国での動きに合わせて、デジタルガレージ社と Joi のコラボレーションによるテクノラティジャパンが来年1月に立ち上がるというニュースが最近、聞こえて来ています。

2005年は Blog 周辺サービスが活況になる、面白い年になる事は間違い無さそうですね。最近発表があったニフティのココログとはてなの期間限定コラボレーションの様な、良きライバル企業同士が切磋琢磨をしながらの共生も、成長するサービス事業者間で更に多く見られる様にもなるのでしょう。

さ て、私事にて恐縮ですが当方も、来年1月からは本分野でのビジネス活性化の一助となれる様、新たな挑戦をする事になりました。東京とシリコンバレー、二つ の拠点をリアルタイムにつなぐ様な仕事になりそうです。シリコンバレーの方々とは、最近すっかり御無沙汰してしまいましたが、来年は時々お邪魔する事にな るので、またお会いしたいと思っています。

この1年間、京橋・丸の内を拠点とする Venture Capitalist としての活動を行う中で、様々な形で成長を遂げた投資先の関係者、親身のアドバイスを頂戴した多くの友人、そして暖かい目で送り出して頂けた同僚の皆様方 に、この場を借りて改めてお礼を申し上げたいと思います。本当に、有り難うございました。そして今後とも末永く、宜しくお付き合い下さい。

2004年12月14日火曜日

Dan's interview article with OhmyNews (Korea)

Joi の Blog で発見。Wikinews に行くのでは、という当方予想は、全く見当違いでしたね。(笑) 結局彼自身の Citizen Journalism プロジェクトに関しては具体的に語っていませんが、もう少しマクロな視点からの Q&A で気になったものが2つ。 OhmyNews Technology : What's Next for Dan Gillmor?

Q) OhmyNews has sometimes been attacked on the issue of the accuracy of citizen journalism. How would you address that issue?

A) I think people who want to do journalism have some responsibility to be accurate and if they're not, they run the risk of being ignored. I think the best thing to do with inaccurate journalists is to not pay any attention to them. But there's also now more responsibility on the part of the reader to be somewhat more skeptical about what they read.

Q) What do you think about the future of the newspaper? Will it disappear?

A) Well, eventually, sure. I assume that we will have electronic displays that will be very high resolution, without flicker, to replicate the very best of the page, of print, which is really a wonderful form factor. I love books and like magazines, I like newspapers. We're going to get eventually a kind of handheld thing that is easy and pleasant to read as paper is in our hands today -- with a lot of things that will make it better, in some ways.  (中略)

A lot of where we're going is kids today using video and audio in ways we could never contemplate --  and SMS is a media of its own -- so we have a lot to learn. Us old guys are learning a lot from younger people about it works.

当方も最近そういう思いを強めていますが、子供たちのメディア消費行動を見ていると、メディアの未来が良くわかりますね。今話題の PSP も、将来ソフトウェアとネットワークの Update によって、携帯メディアのひとつになって行くのかもしれないですね。

"The Alpha Bloggers"

Ad Innovator : アルファブロガーの台頭 で知った、Newsweek Tech Writer の Steven Levi の記事、"The Alpha Bloggers"。(MSNBC 経由)

"alpha bloggers" have built large and influential audiences. The bloggers who follow technology consist of a particularly evolved community. The alphas, or "A-listers," as they call themselves, commonly cross-link to one another, with the effect of having one of their comments amplified and commented on. In the case of podcasting, the accumulated buzz from the blogs became deafening. The subject suddenly became the hot topic in geekdom, and soon appeared in The New York Times and BusinessWeek.

The lesson is that there's a new force—spearheaded by people who work for no bosses and whose prose never sees an editor's pencil—that provides the water-cooler fodder for the larger high-tech community. Its power extends not only to high-tech cool-hunting but also to what's politically correct, geek style. (Open source... gooood. Onerous copy protection... eeeevil.) And the significance of this phenomenon has some important implications for the way opinions will be formed in the decentralized world of Internet media.

2004年12月13日月曜日

写真 SNS flickr のジャーナリズム効果

Hotwired に、flickr 利用者が一番最初に事件写真を見た、という記事が。写真をベースとする SNS (Social Networking Service) の効用は、こんな意外な部分にも有りましたね。Tag と呼ばれる flickr ユーザー自らが設定する Keyword 機能により、flickr は最も手軽な国際草の根ジャーナリズムにもなり得る、と。なるほど。 Hotwired : ブロガーに人気の写真共有サイト『Flickr』
 9月にインドネシアのジャカルタで爆破事件が起きたとき、最初にそれを知ったのは『CNN・コム』の読者ではなかった。オンライン写真サービス『Flickr』(フリッカー)のメンバーの方が、かなり早い時期から事件の写真(写真)を見ていた。 「Flickrが写真を掲載したのは、どんなニュースよりも先だった」と、Flickrの共同設立者であるキャテリーナ・フェイク氏は語る。「たまたまジャカルタにいたFlickrのメンバーが、1時間もしないうちに写真をアップロードしたからだ」
ということは、当方が昨日 flickr にモブログ投稿していた Sony PSP 購入迄の写真ドキュメントも、本件に関する世界初のリアルタイム・ニュースだった可能性もありますね。(笑)

Dan Gillmor 氏の市民ジャーナリズムプロジェクト

Dan の San Jose Mercury News 退職のニュースを、ほぉ、と注目していたら、Sotto Voce さん経由で付加情報を発見。特に Scripting News の Dave による、Dan の Internet+Society 2004 での席配置に注目した記述が面白い。そうか、Joi のボストン行きの理由は、これだったのですな。 Sotto Voce さんは Dan の行き先類推をされて居らず、当方もどうしようかと思いましたが、勝手予測をすると、Dan 自身がブログで触れていた WikiNews 関連か、Joi と関係が深い Technorati とのからみだったりしないでしょうか。ちょっと違うかな。(笑)いずれにせよ、Dan の様なしっかりとした独立系ジャーナリストが新しいプロジェクトを起こす事には、注目が集まりそうです。日本でもブログ・ジャーナリズムに大きな関心が集まりつつありますが、Dan のプロジェクトが今後の方向性を具体的に示すショウケースの一つになるのでは無いでしょうか。要注目ですね。

2004年12月12日日曜日

UMD/802.11b 規格に見る Sony の PSP 戦略

iPod が普及し、iTunes Music Store が流行ると Sony が Walkman 以来築いて来た携帯 AV 機器市場での王者の地位がゆらぐ... というシナリオを語りたがる人が最近多いし、自分もそれに共鳴する部分が多かったが、今朝苦労して手に入れた Sony PSP (Play Station Portable) の UMD Demo ディスクで、美しい映像を見せられてこのシナリオを疑う姿勢も重要かもしれない、とふと気付かされた。 Sony は従来の Walkman の延長線上で MP3 対応など技術の Open Standard 対応を達成する事で蘇るのでは無く、PSP をベースとする独自の UMD ROM のコンテンツビジネスでの再生、技術囲い込みビジネスを今後更に強く志向する事で王者に返り咲こうとしているのかもしれない。 ソニー・コンピュータエンタテインメント社長兼CEO、久夛良木氏の今年8月のインタビュー記事からは、ソニー復活へのヒントが多く見え隠れする。ソニーは、コンテンツ戦略においては独自開発で尖った UMD、での復活を狙っている事が理解出来る。 PC Watch : 後藤弘茂の Weekly 海外ニュース・久夛良木健氏が語る次世代携帯ゲーム機「PSP 」の本当の狙い
単 体の携帯ゲーム機として見ても、PSPはパートナーにとって魅力的なはずだ。携帯機であれだけの3Dグラフィックスパワーを使ったゲームを作れる だけで楽しいだろう。曲面(サーフィスのサポート)だけでも無茶苦茶面白い。だから、まずゲームで基本的なベースができると考えている。

 その上で、(コンテンツが)セキュアであることをきちんと説得できれば、映画にも広がる可能性が大きいと考えている。コンテンツを作る側から見ると、今、DVDは頭打ちだ。次のブルーレイを待つよりも、すぐにお金が欲しい。そうすると、PSPへと広がる可能性が大きい。

そ う、PSP は携帯 PlayStation という位置づけだけではなく、独自規格の UMD ディスクのデファクト・ショウケースとしての役割をも、担っていたのである。PSP を単なる携帯ゲーム機でしょ、と考えるだけではいけないということに、本物に触れて気付いた。ゲームに全く興味が無い当方の70歳を越える年齢の父も、携 帯映画プレイヤーで定価約2万円の本機に、デモを見せるとすぐに、強い興味を持った。となると PSP は、子供だけに使わせるのはやはり、もったい無い。 そして、UMD 普及の次に Sony が PSP で狙うもの、それはやはり無線 LAN によるコミュニケーション・ツールとしての位置づけ、だ。
PSP は、たくさんのことができる“汎用のウォークマン”。何でもかんでも入る。例えば、技術的には、IEEE 802.11無線LANを入れれば、VoIP(ボイスオーバーIP)で電話ができるという話になる。そのうち、ラインナップとしてカメラを用意するかもし れない。そう考えたとき、エンターテイメントコンテンツを楽しむだけでなく、個人にとって見ればコミュニケーションツールにもなる。

 コミュニケーションを考えたらウォークマン以上。そのうち、PSP以降に、Cellの時代になったら、家の中にホットスポット、スターバックスにもホットスポット、会社にももしかしたらホットスポットとなって、PSPがどこでもつながるようになる。

こ ちらは一転、Standard Technology に準拠する戦略だ。確かに、Internet を基盤とするコミュニケーション技術の世界では、独自性を打ち出しすぎると孤立してしまう。こちらではむしろ Nintendo DS 等より Internet friendly な部分を打ち出す事で、Internet につながる携帯端末としてのデファクトの地位も一挙に確立しようとしているのだろう。 どの企業にも真似出来る戦略では無いが、新しいメディアによるコンテンツビジネスはあくまで独自路線、コミュニケーションは標準技術路線、これが当面、PSP を基盤とする久夛良木 Sony のビジネス戦略になるのだろう。 その他、参考となるリンク

SCEI 茶谷 CTO インタビュー (PC Watch)

SCEIに聞く、PSPのAV機器としての性能とは? (AV Watch)

(開発研究本部 ネットワークシステム開発部 部長 川西 泉氏)

PSP専用から標準ビデオ用メディアへの脱皮を目指すUMD (PC Watch)

2004年12月6日月曜日

Forresterのアナリストによる MSN Spaces 評価 ~ ブログは Publishing から Communication 機能強化へ

Scripting News のエントリから、発見。 Forrester Research の Principal Analyst、Ms. Charlene Li による Media/Marketing を変革するTechnology 考察ブログ(お、これは TypePad だ。)から。MSN Spaces をテストしてみた結果、email や IM との Communication 部分の統合機能が良く出来ている、という評価。 "MSN Spaces will make blogs communication tools"
Today, only 2% of all online consumers in the US have a personal blog. MSN Spaces is Microsoft’s attempt to bring blogging into the mainstream. (中略)From what I see, MSN has succeeded in creating a very solid, innovative communication tool.
確かに、オンライン先進国米国でも、ユーザーの 2% しか利用していないブログをメインストリーム・プロダクトに昇格させるには、Communication Tool としての Brush-up が更に必要。Publishing Tool としての機能も先進ユーザーには重要だが、これを本当に必要とするユーザーだけにフォーカスすると、より大きなマス市場を見誤る潜在リスクがある。 MSN の既存コミュニケーション・サービスとの融合の巧みさを体感した上での、Charlene が見る Blog の将来像は、以下。
There’s heavy integration of Spaces into the whole MSN communication suite of email and instant messaging. I think this is very smart, especially as MSN hopes to attract a new audience group to blogging. The next wave of bloggers is going to look very different from today’s blogger – their motivation will be on sharing experiences rather than having a place for their ideas and opinions. The integration puts the blog in context of other communications, such as email and IM.
一方、本件とは別の視点で、MSN Spaces に Blog Community の注目集まっている。CNET UK / News.com の記事から。米国の先週、BoingBoing が、MSN Spaces では特定単語が検閲を受けている事を発見した事で騒動が拡大中。 MSN bloggers try to foul up censorship tool (CNET Japan による日本語記事は、こちらに。)

2004年12月1日水曜日

5ヶ月毎に倍増するブログ数 - Technorati の調査から

Technorati CEO David の調査によると、ブログの数は1年半前から5ヶ月毎に倍増中。現在は400万程度のブログがある、と。Silicon Alley Reporter 元編集長の McCabe Calacanis 氏によると、
「Blog の数は数百万だが、定期的に更新されるのは100万未満だろう。 Blog 利用者は人口の1%未満だが、利用者は今後5年間で増加し、今日のメールユーザーの何割かに達するだろう」と述べている。 同氏は、 2009年までに一般的なメールユーザーの5割に達するとの強気な予測。
Japan.internet.com : 数字に見るブロゴスフィア - Blog トレンド調査、より。 この前に書いた、韓国でのメールから Blog へのトラフィック移行と、重なる部分が多いですね。 一方で、ショックを受けたのが、この記事の末尾にある、ブログ作者の年齢構成調査。40歳以上の合計は、わずかに 1.7%.....同年代にブログを書く事を勧めても、本当に始める人は確かにごく少数。一旦始めても、継続できる人は更に稀。うーん、なんとなくそうかな、とは思っていたが、ちょっと悲しい調査結果だな、40歳男としては。それにしても米国では、10代のブロガーが非常に多いですね。このあたりは日本市場とまだ差がある部分でしょう。

citizenwear.com? Evan が新しいプロジェクトのアドバイザーに

EVEHEAD より、Evan の友人が Bay Area で Ruby 言語の Rails フレームワークやデータベース技術に強いエンジニアを募集しているとのニュース。ヨーロッパ旅行を経て、Evan もそろそろ次の構想に入っているのかな?とりあえずは外部アドバイザーとして手伝っているだけにも見えますが。どうなのでしょう。 いずれにしても、再始動のとっかかり、という事なのでしょうか。 EVEHEAD : Web Developer Needed (in/around SF)

米国オンライン辞書検索語トップは「blog」

IT Media の、今年最も辞書検索された用語は「ブログ」という記事から。

辞書出版社のMerriam-Websterは、オンライン辞書で今年最も検索された用語のトップ10を発表した。今年を象徴する用語として1位に立ったのは「Blog」。

「ブログ」という言葉が今年になって頻繁に聞かれる様になった日本でも、「ブログってつまり何?」という質問を良く受けますが、米国でも実はまだまだわかっていない人が多い、という事ですね。そして、「ブログ」ほど、人によって説明・定義が異なるものも無いのかもしれません。その柔軟性を知れば知るほど、今後の「ブログなるもの」の多様な進化を色々想像出来て、面白い訳ですね。

2004年11月30日火曜日

Google とブログ検索

Google 従業員番号1番の、技術部門 Directorで創業メンバーの一人、Craig Silverstein氏への Internet Watch インタビュー記事より。 「Google創業メンバーのSilverstein氏に聞く ~Googleの目指す“パーフェクトサーチエンジン”とは
急激に普及しつつあるブログの存在にも触れ、「確かにWeb検索でブログがヒットする率は高まっている」と現状を解説した。しかし、「専門的サイトを検索したいときに一般的なブログをヒットさせないようにしたいという意見」に対しては、「(何かを排除するということは)Google的ではないように思える」という。
ということだそうで、取りあえずは、一安心。

韓国では、Email から、IM/SMS, Blog の時代へ突入

米国東海岸の Venture Capitalist の Blog、A VC で発見した、Email is "old fashioned"?からリンクされている、韓国の朝鮮日報の英語サイトから。 New Forms of Online Communication Spell End of Email Era in Korea 注目される記述は、以下。 うーん、韓国では email はもはや、10代、20代が年上にメッセージを送る時にしか使われないのか。
The ebbing of email is a phenomenon peculiar to Korea, an IT power. Leading the big change, unprecedented in the world, are our teens and those in their 20's. The perception that "email is an old and formal communication means" is rapidly spreading among them. "I use email when I send messages to elders," said a college student by the name of Park. For 22-year-old office worker Kim, "I use email only for receiving cellphone and credit card invoices."
数字的にも、email から SMS (Short Messaging Service) や個人 Home Page に急速にトラフィックが移っている事が証明されている点にも注目。韓国では、Blog (というか日記サイト?)サービス会社を、"mini-homepage firm" と呼ぶのでしょうか。
The ebb of email is confirmed by a diminishing trend in pageviews, a tabulation of frequency in service used by email users. Daum Communication, the top email business in the country, saw its email service pageviews fall over 20 percent from 3.9 billion in October last year to 3 billion in October this year. By contrast, with SK Telecom, the nation's No. 1 communication firm, monthly SMS transmissions skyrocketed over 40 percent in October from 2.7 billion instances last October. Cyworld, a representative mini-homepage firm, witnessed its pageviews multiply over 26-fold from 650 million instances in October last year to 17 billion in October this year.
ちょうど加野瀬さんの ARTIFACT でこんな記事がありました。直接上記記事と関係はしませんが、ちょっと考えさせられる部分はありますね。しかし、韓国でも日本でも、いや世界的に、ネットの上での Generation Power Balance が急速に変化しているという事の現れだと思われます。40オヤジも頑張らないと。 人工事実: 若い人に対して甘い 正直、最近は20~30代の人から学ぶ事も多いですね。高校~大学時代から Internet に慣れ親しんでいる若手は、本能的にこの新しいツールの利用方法を理解しているので、素直に我々オヤジ、オバサン世代も、若手に耳を傾ける姿勢を持たないと。勿論人生経験の豊富さでは負けませんが。(笑)

2004年11月29日月曜日

俺たちの起業、一旦休止

起業への準備できっと、忙しくなられたのでしょうね。米国へ進出されて、新たなる起業フェーズに入って落ち着かれたところでの再開に期待、です。 俺たちの起業:米国進出はナゼ失敗するのか?(6)

一応、「俺たちの起業」は今月末で一旦休止予定です。また来年から新たな気持ちでスタートできれば是幸いに思いますので、引き続きよろしくお願い致します。

今後の動きはしばらく、中川さんの個人ブログから、追って見る事と致しましょう。岡崎さんのエイジエンターテイメント社開発の RSS を食べてしまう可愛い動物たち、GENE (ジーン)にも注目ですね。

2004年11月25日木曜日

携帯 eGadget から始まる Value Chain

IT Media : 「2008年までに1億台」の iPod 人気で Mac へ「スイッチ」も促進 iPod を所有するPC ユーザーの13%が Mac 購入済み or 計画中で、今後 Mac の売上が伸びるという連想から米Apple 株式が急騰中、という News。 というところから更に連想すると、PSP に力を入れる Sony、Nintendo DS を宇多田ヒカルのプロモーションで売ろうとしている任天堂は、次世代 Game Console では、携帯ゲームプレイヤーとの連携をかなり視野に入れているのでしょうね。ネットワーク連携には勿論、WiFi を利用して。携帯 eGadget から Desktop / 家庭用 Game Player につながる Value Chain、注目です。 という公式に当てはめると、今後勝利する新しい情報家電には、やはり携帯電話連携が欠かせない、という事にもなるのかもしれないですね。 au / KDDI が、EPG 対応の BREW アプリ、「アプリモコンEZ」の提供を今月末から開始、携帯電話からの遠隔録画に対応する HDD Recorder は当初は東芝、Panasonic の一部機種、との事。このあたりの売れ行きにも、注目してみましょう。

2004年11月24日水曜日

不退転覚悟の、米国進出

中川さんが日経 NE Online で、僚友岡崎さんと連載している「俺たちの起業」では、お二人の米国でのベンチャー立ち上げに基づく経験が赤裸々に語られていて、ずっと注目して来ているが、最新トピック「米国進出はナゼ失敗するのか?(5)」の内容も、非常に興味深い。米国駐在員経験のある当方としても、「確かに.....」と思わず強く頷いてしまう部分がある。

まだ米国が遠かったであろう昭和30~40年代、多くの日本企業が米国へ渡って市場を開拓してきた。彼らは普通の社員であったとしても、きっと「会社への忠誠心」があり、その想いだけで必死に市場を開拓しただろう。そして何よりも「後戻りはできない」という強烈な意識があったはずだ。 簡単に米国へ行けるようになった現在、日本人はその手軽さ故に海外でのビジネスそのものも手軽に考えてしまっていないだろうか。少なくても筆者が米国で見てきたインド人や中国人達は、昔の日本人のごとく「後戻りできない」と考え、今の時代でも根を張って必死に生きていた。

という部分は、是非当方の知人何人かにも読んで頂き度いと思う。海外市場に出る事、新分野に打って出る事にはやはり、マネジメント・レベルでの不退転の覚悟が、大切だと強く感じる事が多かった。

中川氏のこの発言には、これから米国市場で新ベンチャーを立ち上げる上での、強い不退転の決意もこめられているのだろう。行間からそう読めた様な気がした。

Comment/Trackback 機能が装備され、ブログとしてフルファンクションになった「俺たちの起業」の今後の展開からは、ますます目が離せなくなりそうだ。(NBP E 副編集長、御苦労様でした!!。)

Google Translate を使ってみる

Google の自動翻訳機能、Google Translate を使ってみる。日本語→英語翻訳はまだ Beta ではあるが、なかなか面白い。かなり直訳に近いが、大意を読み取れる程度の機能は、Beta 版でも備えている。Weblog の縦に長いページの翻訳にはやや時間を要するが、待てない程では無い。 とりあえず、当方の TypePad ブログの本日のトップページを英語訳すると、こんな具合。 しかし、よくよく見ると、「白ザウ」の「ザウ」が何故か日本語のまま残っていたり、ページの全ての翻訳が実行されて居らず、後半部分は日本語のままだったり。まあ、いずれにせよ Beta段階、という事か。 実用的に使う、というよりまず使い勝手を見てみる程度なら、使ってみる価値アリ。中国語訳、韓国語訳の機能追加にも期待。

2004年11月22日月曜日

RSS のシンプルさがもたらしたもの

Bulknews の宮川さんが CNET Japan の梅田さんブログでゲスト・ブロガーになって居られますが、Podcasting に言及されてのコメントに注目。
こ れも RSS = Really Simple Syndication がもたらした一種の革命と考えることもできないでしょうか。ネットでラジオ放送のような番組をブロードキャストして、ユーザがiPodなどのハードウェア デバイスにダウンロードして転送して聴くとなれば、データを提供する側、ダウンロードする側にそれぞれ大きな敷居があったのは事実でしょう。これを RSS というシンプルなデータフォーマットの上に実装することで、誰もがその敷居をまたぐことがなく実現できたことは注目すべきことなのではないかな、という感 じがします。
大 きな構造転換をもたらす力を持っている技術は、複雑で一部の人にしか理解出来ない類いのものでは無く、構造はシンプルながら現実的な活用方法にタイムリー に実装されたものだったりする訳です。宮川さんはスマートに、技術で時代を変えて行く若者の一人として、RSS 関連技術に2000年と早期から注目されていたのですね。なるほど。

Google オフィスがシアトルにも

Google Muscles Into Microsoft's Turf - from CBS MarketWatch Microsoft が Desktop Search を発表する前夜の Google とのつばぜり合いは、激しくなりつつある様ですね。Google のオフィスが、Microsoft のお膝元の Seattle にもオープン。

Google, meantime, has signaled that it will fight Microsoft's moves into its turf. The day before Microsoft launched a test version of its Web search engine, Google said it had nearly doubled the size of its search engine index. And this week, Mountain View, Calif.-based Google opened an office in Kirkland, not far from Microsoft's Redmond campus.

Mayer said the goal is to attract employees who don't want to leave their hometown.

2004年11月20日土曜日

SiteMeter を取り付ける

Stats 機能が無い Blogger では、Site Stats/Visit Counts を知る為に外部サービスを利用する。当方はまず、Site Meter を利用してみることに。 Side Bar (右側の細い列表示)の一番下に、"Site Meter" のサインが表示されているが、これが Site Meter 組み入れが完了した証。 Blogger は標準で Site Meter に対応しているので、Template を直接いじらずとも、Site Meter から Remote での組み込みが出来る。これは便利。しかし、Site Meter の HP の展開スピードは、ちょっと重いな。もうちょっとサクサク動いて欲しいのだが。 さてこれで、大体 Blog サイトとしての準備は整ったかな。

Google Co-Founders to Sell Company Shares

From: CBS Market Watch: Google Co-Founders to Sell Company Shares
Mountain View-based Google disclosed the intentions of Page and Brin, both 31, late Friday in documents filed with the Securities and Exchange Commission. In the same filing, Google also revealed that its chief executive, Eric Schmidt, plans to sell 2.2 million shares of his holdings to cash in on the company's stock price, which has nearly doubled since an August initial public offering.

Google's shares gained $1.86, or 1.1 percent, to close at $169.40 Friday on the Nasdaq Stock Market. Based on that price, Page and Brin would each pocket $1.2 billion from their planned stock sales while Schmidt, 49, would collect $373 million. The stock's trading price has ranged from $95.96 to $201.60 per share since the IPO was completed Aug. 19 at $85 per share.

Page, Brin and Schmidt, who say they run Google collectively, will retain most of their company stock. If the planned sales are completed, Page and Brin will still own about 31 million shares apiece - stakes worth more than $5 billion as of Friday. Schmidt would still own 12.2 million shares - currently worth more than $2 billion.

Kleiner Perkins Caufield & Buyers はやはり辣腕 VC ですな。
The insider selling has already begun. In a separate SEC filing Friday, venture capital firm Kleiner Perkins Caufield & Byers disclosed it sold 5.78 million shares Wednesday for $997 million, or $172.45 per share. Menlo Park-based Kleiner Perkins had invested $12.5 million in Google in June 1999.

初心者にも優しい検索インターフェース提案 : noogle

ネタフルのコグレさんによる開発の新しい検索インターフェース、"noogle"。こういう、初心者も含むユーザー視点に強く配慮したインターフェース作り、とても大切な事だと思いますね。 ネタフルから:検索エンジンサイト「noogle」
仕事ではGoogleを利用する機会が多いのですが、どうしても細かい検索オプションを忘れてしまいます。Googleはシンプ ルですが、細かい使い方に関してはあまり親切ではないと思うので(つまり初心者に優しくない?)、その辺をカバーしたサイトを自分用も含めてあったらいい な、と思っていたのです。もしかすると既にあったりするのかもしれないですが、思いついたが吉日ということで、調べる前に作ってしまいました。

Google東京研究開発センター、12月初旬開設へ

@IT の記事から:グーグルの研究拠点が12月開設、採用は「世界を変える人」
グーグルの創設者で技術部門担当社長のサーゲイ・ブリン(Sergey Brin)氏と、同じく創設者で製品部門担当社長 ラリー・ペイジ(Larry Page)氏は2004年10月に来日した際、研究開発センターについて2バイト言語に対応したサービスやモバイル向けサービスの開発を期待していると述 べた。しかし、ゴビオフ氏は「どういう研究を行うかはまだ分からない。集まったメンバーと議論して決めたい」と述べ、現場の自由な判断でプロジェクトを主 導する考えを示した。  ゴビオフ氏が現在最も注力しているのは研究開発センターに加わるエンジニアの採用だ。最も重視するのは「スマートで頭がいい人」と明快。「その人のバッ クグラウンドは関係ない。何よりも何かを作り上げようという人が必要だ」としている。エンジニアの自由な研究開発を武器に成長してきたグーグルのカル チャーに合致する人を求めているようだ。

2004年11月18日木曜日

Google Scholar (Beta) が登場

Google Plans New Service for Scientists and Scholars (from NYT) Google Scholoar : http://scholar.google.com/

Google Scholar, which was scheduled to go online Wednesday evening at scholar.google.com, is a result of the company's collaboration with a number of scientific and academic publishers and is intended as a first stop for researchers looking for scholarly literature like peer-reviewed papers, books, abstracts and technical reports.

"Google's scientific search service is a significant step forward," said Danny Sullivan, editor of SearchWatchEngine, an online newsletter. He was quick to add, however, that Google was certain to have competition soon from Yahoo and others. "We will continue to see an explosion of vertical search engines like this," he said of search services that focus on special collections.

Blogging grows by getting smaller

CBS Market Watch による、Six Apart Mena のインタビュー。 Blogging grows by getting smallerCommentary: Six Apart grows with personal medium

"We're small, but we're competing with Google (GOOG: news, chart, profile), which owns Blogger," added Trott. "Having the money has been freeing, because it means we can do more things."

She also said Six Apart will take a small percentage of the ad sale for making the integration easy. "They're not forced to have ads, but if they want them, they can." TypePad has always been compatible with Google's syndicated advertising product, AdSense, but users have had to manually add it to their pages. Kanoodle will be a one-click option.

2004年11月14日日曜日

Jugglers in Shinjuku Central Park

Remote Photo Upload Test from flickr blog entry system. This should be very useful. But I found "Mojibake" happens, if I use Japanese text.

Jugglers in Shinjuku Central Park

リモート環境からの Photo Entry Test。
flickr から、Blogger へ。

Icho Namiki (flickr upload example - Moblog Tips)

Icho Namiki

Shirogane, Tokyo, Japan

(追記:↑銀杏並木。日本語についてはまだ、UTF-8 に対応しない携帯電話からでは flickr / Blogger ともに文字化けが出て来るので、一旦携帯で Upload してから、こうして PC を利用して説明を加える、という方法が良いかも。)

Flickr

This is a test post from flickr, a fancy photo sharing thing.

それにしても、サクサク

Blogger を使い始めて気付くのは、Publish 時のサクサク、キビキビとした動作が、Entry 数に及ぼす影響もあるという事。ともかく「あっと」言う間も無く Publish 処理が終わってしまうので、これならもっと書いてやろうかな、とつい思う。ASP サービスでの、プロセス処理速度が思考速度に与える影響は大きいと感じた次第。 思い付いたら即座に筆ならぬキーボードとマウスを手にして、さっと数行の Blog Entry を書き上げる、そういう走り書き的スピード感に、きちんとキャッチアップ出来る Server 側の処理能力の高さはユーザーとしてなかなか心地が良い。

コメント入力方法を、二種類残す事に決定

okano さんから Comment / Trackback を Add-on 実装出来る HALOSCAN の設定方法に関して良いアドバイスを頂き、Trackback 部分の文字コード設定も UTF-8 (Unicode) にして、漸く日本語文字化け問題も解消。日本語での使い勝手がこれでかなり、落ち着きました。 一 方で、Blogger 独自のコメント機能と、HALOSCAN のコメント機能が各 Entry に二重に存在する事となり(Automatic に HALOSCAN の Comment 機能を Blogger のコメント機能と入れ替えるインストール方法もあったが、Manual で行ったので二重になってしまったのだ。)、これを解消する方法を考えていたのだが、あえて両方残す事に最終決定。 Blogger のコメント機能は Blogger User で無いとコメント入力出来ないので、これは Spam Comment を受け付けない為にも便利。Blogger ユーザーの方にはこちらを利用した Comment をお願いする事として、HALOSCAN 側のコメント機能はオープンにして、誰でも入力出来る環境とする事としました。 2種類あることで、ちょっと戸惑う部分もあるかと思いますが、とりあえずは実験的にこの状態で運営しますので、よろしくお願い致します。

2004年11月13日土曜日

HALOSCAN で Trackback 機能を Blogger に追加!

Blogger トップページのヘルプから、Trackback 関連情報を探ってみると、こういうページがあった。なるほど、とりあえず Blogger 本体は Trackback をサポートしていないので、外部の Add-on サービスを利用して欲しい、ということか。 早速、このページからリンクされた HALOSCAN から、Trackback 機能を付加。Template に埋め込むので多少の覚悟は必要だが、親切なガイドがあるので、迷う事なく実装出来た。 早速使ってみる。コメントは UTF-8 の日本語を受け付ける。よし。次は Trackback のテスト。おっと、TypePad US 版の B-log Cabin TP から Trackback Ping を打ってみると、残念ながら文字化け。 Comment の機能が Blogger オリジナルのコメント機能と重複してしまう事と、Trackback の UTF-8 での文字化け、これはなんとかしてもらいたい......それから、Comment / Trackback の数も、すぐには反映されていない様な。何故でしょ!? (追記:↑okano さんからのコメントを頂いて、HALOSCAN でも細かい設定が出来た事を今更ながら確認。日時設定を日本時間に変更、文字コードも UTF-8 に変更。これで Trackback の文字化けも、件数カウンターがうまく作動していなかった部分も、問題解決しそうです。うー、お恥ずかしい。初歩的な設定ミスでござった。okano さん、アドバイス有難うございました!)

Multiple Blog にも対応

ある程度 Template をいじる事が出来る上級者の方なら、複数の Blog をひとつのページに設定出来る Multiple Blog の機能も面白いのでは。 Team Blog で共同でコンテンツを作る方法とは違って、Side bar に別の Blog を配置して、Guest Blogger にそこで書いてもらう、といった使い方が出来るのでは無いでしょうか。 詳しくは、このヘルプのページで。

複数ユーザーで Blog を作れる、Team Blog 機能

複数の仲間でひとつの Blog を Update する機能も、Blogger には標準的に備わっている。これを無料で使えてしまうのか。それはすごいね。 仲間内の掲示板的に使う事も、可能となる訳だ。なるほど。

短い Entry をさくさくと行うには最適か

Blog 本来の使い方であるところの、短い文章をサクサクと Publish していくには、非常に具合が良い。簡単に WYSIWYG 編集が可能ということもあって、その用途での利用にぴったりとくる。面白い Web ページを発見する度に備忘録的に使っている方には、このサクサク感はぐっと来るかも。

Moblog Test from Gmail

日本語ポスティングを、Gmail からテストしてみる。 (追記)↑今度は、Gmail からの日本語 Moblog のテスト。これもやはりまだ、文字化けですな。完全対応には、まだもう少し時間がかかるのでしょうか。

Moblog Test from au K-tai

モブログのテスト。文字化けは大丈夫かなã (追記)↑ au の携帯電話から Blogger の email posting の機能を使って moblog してみたのですが、まだ残念ながら化けてしまいますね。このあたりは、まだ対応が行われていないのでしょうか。

Trackback は無いのだっけ?

今さら気づいたのですが、Blogger には、Trackback 機能は無いのでしたっけ!?。コメントも、Anonymous か、Blogger user でないと出来ない仕組みで、その間は無いのだなぁ。 このあたりは、もっとオープンに、コミュニケーションし易い仕組みが、必要な気がする。

Publishと Rebuildスピードの超サクサク感

Blogger で Posting 画面から Entry する内容(ブログに載せたいコンテンツ)を書き終わったら、最後に左下の "Save as Draft" または "Publish Post" で書いた内容を Save 又は Publish 出来ます。 Publish ボタンをクリックすると、これがあっという間に終了。一瞬の出来事。非常に高速、サクサクですな。 テキスト主体のシステムだから、ということもありそうですが、ともかく速いですね、これ。 Rebuild も、まだエントリー数が少ない事もあってか、高速。

Post Template 機能

Entry 画面の Format を、一定の形に決めている方には便利な機能ですね。あらかじめ、Post 毎の基本フォーマットの HTML を Settings (設定)画面から記憶させておいて、後はその HTML に沿って入力するだけ。いつものフォーマットに沿ったエントリーを簡単に行える仕組みの様です。ふむ。

ペンシル型の、編集画面へのショートカット・アイコン

Blogger のユーザーには、各エントリーの右下に、黄色い鉛筆マークのアイコンが見える様になります。これは、Blogger ならではの、Posting /Edit 画面への入口アイコン。これをクリックすると、Blogger のログイン画面を経る事なく、直接各エントリーの編集画面に Short-cut で行くことが出来ます。 自分の Weblog のエントリーを眺めていて、あ、ここを直したい、と思った瞬間に鉛筆アイコンをクリックすると、該当エントリーの編集画面がすぐに現れます。なるほど。 勿論この鉛筆アイコンは、当該 Blog のオーナーにしか見えません。

WYSIWYG モードで使う

Entry Post 画面で、Mac の Safari からだと見えなかった、"Compose" タブが、FireFox をブラウザに使うと見える様になります。Blogger の、Post Editor 機能。これをクリックすると、現れる編集用アイコン達。まさに、「普通に MS Word 等のワープロを利用するかの様に」、ブログの Entry 編集が出来る様になる仕掛けですね。編集する箇所を選択し、該当するアイコンを押すだけ、の簡単編集。 Post 画面はまだ日本語化されていませんが、アイコンなので直感的に使える様ですね。 たとえば、強調文字にしてみるとか、イタリック体にしてみるとか、リンクをどこかに張ってみるとか、
引用部分を作るとか、
スペルチェックもここから可能になりますね。 もちろん、各文字着色ここから可能です。 MS Word の様に、
左寄せ、
中央配置、
右寄せ、
というところの機能や、
  1. 項目毎に数字をつける、
  2. というのも、
  3. 出来ますね。
消しゴムマークはなにかと思ったら、設定した機能をやめるときには、これを使うのか。なるほど。直感的な操作が可能なアイコンが揃っています。 文字のサイズ変更は、Huge から、Lage、Normal、Small 、そして Tiny まで。自由に変更可能ですな。 見たまんま編集、Blogger でもそれなりに利用出来て便利です。

Blogger の豊富なテンプレートを使ってみる

しばらく見ていなかったら、Blogger のデフォルトのテンプレートは、33種類ほどになっていました。無料サービスにしては、なかなか種類豊富かもしれません。 ちなみに、Template デザインは、初期設定からいじることが出来る様ですが、これをいじるには、HTML の知識は必要みたいですね。  カスタマイズ出来るというのは、良いことかもしれない。 初級者にも使い易い面がある一方で、テンプレートをいじる事が出来る中/上級者もカスタマイズが出来て面白いかも。

Blogger 日本語テスト

Blogger が日本語対応した、ということで、2002年秋以来、久しぶりに試しています。 Blogger では、文字での入力が主体ですが、Windows ユーザーならhello、Mac ユーザーなら flickr を利用すると、写真も簡単に Upload 出来る様になりますね。当方は Mac ユーザーなので、早速 flickr に登録してみましたが、なかなか具合が良いみたいですね。 http://www.flickr.com/ ちなみに、Windows ユーザー用の hello Bloggerbot はこちらですな。 http://www.hello.com/how_bloggerbot_works.php?sourceid=blo&subid=us-hpp1=howbbworks