Translate to your language.

2004年11月24日水曜日

不退転覚悟の、米国進出

中川さんが日経 NE Online で、僚友岡崎さんと連載している「俺たちの起業」では、お二人の米国でのベンチャー立ち上げに基づく経験が赤裸々に語られていて、ずっと注目して来ているが、最新トピック「米国進出はナゼ失敗するのか?(5)」の内容も、非常に興味深い。米国駐在員経験のある当方としても、「確かに.....」と思わず強く頷いてしまう部分がある。

まだ米国が遠かったであろう昭和30~40年代、多くの日本企業が米国へ渡って市場を開拓してきた。彼らは普通の社員であったとしても、きっと「会社への忠誠心」があり、その想いだけで必死に市場を開拓しただろう。そして何よりも「後戻りはできない」という強烈な意識があったはずだ。 簡単に米国へ行けるようになった現在、日本人はその手軽さ故に海外でのビジネスそのものも手軽に考えてしまっていないだろうか。少なくても筆者が米国で見てきたインド人や中国人達は、昔の日本人のごとく「後戻りできない」と考え、今の時代でも根を張って必死に生きていた。

という部分は、是非当方の知人何人かにも読んで頂き度いと思う。海外市場に出る事、新分野に打って出る事にはやはり、マネジメント・レベルでの不退転の覚悟が、大切だと強く感じる事が多かった。

中川氏のこの発言には、これから米国市場で新ベンチャーを立ち上げる上での、強い不退転の決意もこめられているのだろう。行間からそう読めた様な気がした。

Comment/Trackback 機能が装備され、ブログとしてフルファンクションになった「俺たちの起業」の今後の展開からは、ますます目が離せなくなりそうだ。(NBP E 副編集長、御苦労様でした!!。)

0 件のコメント: