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2015年12月6日日曜日

朝食の女王サラベスの旗艦店、Sarabeth's Tokyo が東京駅八重洲北口鉄鋼ビル2階に開店したので早速訪問

東京駅八重洲北口、Concept LABI Tokyo の道を挟んだ向こう側、12月1日に建て替え完了したばかりの鉄鋼会館に12月4日、サラベスの旗艦店、Sarabeth’s Tokyo (サラベス東京店)が新開店。Concept LABI Tokyo と合わせて、新店舗は当然、寄ってみる事に。開店翌日の5日土曜日、午後6時前入店したところ、並ばずに着席可能。しかし6時半過ぎには土曜でも満席になる人気ぶり。ちなみに営業時間は、平日は8時〜23時半、土曜日は9時〜23時半、日曜・祝日は9時〜22時と微妙に異なるのでご注意を。


ニューヨーク発の「朝食の女王」として不動の地位を誇るサラベスは、新宿南口ルミネ内に最初の店舗を構えて以来、品川、代官山、大阪にも店舗を拡大。朝食時には列ができる人気店だが、新開店の東京店ではディナーメニューも充実。メインにはローストチキンもある充実ぶり。

取り敢えず初回なので、まずはクリームトマトスープから。具がたっぷりでマイルドスープに溶け込んでいて、文字通りほっぺたが落ちそうになる美味しさ。スープと油断したら、この美味しさ。ここからもう、笑みが漏れてしまう。そして、スープだけでも男性が満足出来る分量。これだけで朝食なら十分かもしれない。

サイドメニューとして頼んだつもりのフライドポテトも、予想の斜め上の仕上がり。揚げたてでサクッとした食感が、黒トリュフの旨味で数倍美味しくなっている。うむむ、これはどこまで手抜きが無いんだ。一品頼んでも、二〜三人分の量で、お酒のツマミにも良し。当方は休日は忘年会のお酒を抜こう、ということでアップルタイザーにしたが、ソフトドリンクにも勿論バッチリと合うお味。それでいて、しつこく無いところがまた、サラベス品質。


サラベスなので夜でもやはり、レモンリコッタ・パンケーキでフィニッシュ。シュガーパウダーがかかっていたが、これがまた甘さ控えめ。食感はあくまでとろりとしていて、それでいてモチモチで。これを再現するのは大変だろうな、という職人の技。しかも東京・恵比寿の人気珈琲店、猿田彦珈琲がコラボで、恵比寿ブレンドを東京駅近くのこのレストラン内で頂けるという、日本のお店ならではの贅沢さ。


広い窓の外に東京駅周囲や八重洲さくら通りのネオンを楽しみつつ、ゆったり時が流れる空間。平日は朝8時から開いているので、朝活に是非御活用頂きたい。

そして5日時点ではまだ開店していなかった、3階のサラベスの BAR。外から店内を眺めたが、かなり大人の雰囲気で良い仕上がり。どちらかというと、庶民的なサラリーマン向けの居酒屋が中心だった八重洲口に、大人が静かにくつろげる場所が一つ増えたのは、嬉しい限り。

Sarabeth's は NY 出張に行く度に、Park Avenue South のお店に朝食を食べに寄るのだが、日本ではまた、独自の進化を遂げている様な気がする。Eggs Benedict も、実は日本の店舗の方が美味しい気がする、というのは内緒!w。







東京駅八重洲北口に開店した Concept LABI Tokyo は爆買い客向けのみならず、Apple 製品やデジカメ他高級家電が豊富な画期的新店舗だった

東京・八重洲北口に本年10月開店したばかりのヤマダ電機の海外爆買い客にも対応する高級家電店、Concept LABI Tokyo の魅力を、当方的に整理してみよう。近所のレストランに入ると、最近こちらの紙袋を抱えた旅行客が激増した、ということで、それなりに軌道に乗りつつある様だが、実は我々量販店の国内ユーザーにとっても、面白い仕掛けが豊富にある、意欲的な新店舗なのである。

まずは広い入口正面、1階の Apple 製品売り場。入って左手に Mac、iPhone、iPad やスマホなどと連携するガジェット類が、ドローンや楽器などまで含めて多数並べてあるのだが、その質・量ともに Apple Store のそれを凌駕している。米国で訪れたより大型の Apple Store と比べても種類豊富なぐらい。

製品展示もいつものヤマダ電機各店と違って丁寧で、Apple 売り場にも専門知識を備えた黒装束の店員が多数。Apple 製品の在庫は、本体だけでなく純正周辺機器含めて豊富で(当方はこちらで在庫薄の Apple Pencil を早期入手)ここは見ておく価値があると思うよ、アップル信者の御同朋。銀座の Apple Store まで出掛けなくても、かなりの製品を入手可能でまずびっくり。




3階には、ライバルの Panasonic と Sony が肩を並べて自社製品の美しい「製品を買うことが出来るショウルーム」を展開。海外爆買い客へのブランディングを毎日行える仕掛けとなっていて、見るだけでも楽しい。

奇数階が面白いのだが、5階は当方が最も気に入っている、カメラ・高級家電売場。カメラ在庫そのものはまあ普通だが、アクションカメラ系のオプションや、カメラバッグなどの在庫が豊富。そして目玉の高級家電。液晶ライトスタンドだけでもかなりの数があり、コーヒーメーカーはこんなに種類があったのかと驚嘆する程の展示数。iPhone を装着してジンバル撮影ができるガジェットや、家庭内野菜工場など、目新しい商品満載で見飽きない。

それぞれの階には、エスカレーターを上がって来たところにロボットのペッパー君が待ち構えていて、ソフトも Concept LABI 仕様になっている。フロア案内をしてくれる他、気が向くと、例の「♩ヤマーダでんきっ〜」のジングルに合わせて踊りを披露してくれるサービス精神。

この調子で10階のビジネス用 PC フロアまで美しいデザインの販売コーナーが続くのだが、8階のキーコーヒーが運営するカフェ・レストには是非行って頂き度い。完成した鉄鋼ビルや東京駅を見下ろす、ガラス窓のカウンターは、晴れの日にはとても気持ちが良い場所だ。机の下には勿論、電源も装備。東京駅近くの憩いの場所としても、合格点。ヤマダ電機のポイントがあれば、それでコーヒー、サンドイッチ、ケーキなどにも還元して使えるところがミソだ。



ヤマダ電機の LABI 系店舗は都内各所にありながら、ヨドバシカメラ、ビックカメラと比較するとどうしても店員の知識が薄かったり、在庫が荒かったりと、たまに売れ筋商品の希少在庫がある時ぐらいしか訪れていなかったのだが、Concept LABI はちょっとヤマダの鼻息が荒い、違う味付けになっている。

東京駅近郊に行かれる際には、最近この店の向かいにオープンしたばかりの Sarabeth's (サラベス東京)旗艦店と合わせ、是非お試し頂き度い。