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2017年11月27日月曜日

荻窪写真散歩 大田黒公園の美しい紅葉ライトアップを FUJIFILM X-E3 で

JR 荻窪駅から徒歩で行ける場所に、先日登った高尾山にも負けないぐらいの美しい紅葉の公園がある、と聞いて、早速 JR 中央線快速で荻窪へ。その公園の名前は大田黒公園。何度かテレビで美しい紅葉の園内を見た事がある気がするのだが、訪れた事は無かった。

昼過ぎなので、まずは腹ごしらえ。以前から行きたいと思っていて、昼のみの営業なのでなかなか寄るチャンスが無かった中野大勝軒のルーツ、荻窪駅南口から電車沿いに阿佐ヶ谷方向に歩いた場所にある、「丸長中華そば店」へ。

店正面のシャッターはしまっているのだが、長い行列が出来ている。30分ほど待つと、全入れ替え制になっているのか、まとまって中へ入る事が出来た。ラーメンと迷ったが、まずはチャーシュー入りつけ麺で。辛くて甘くて旨味たっぷりのつけ汁に、細切り焼豚と中太麺がとても良く合う。ニンニクが効いた柔らかい皮の餃子も美味しいので、ついついキリンラガービール小瓶まで。まずは胃が満たされたので、次は紅葉で眼と心を満たさねば。

大田黒公園は、まさにこの丸長の角を曲がり、真っ直ぐ南東方向へ荻窪の閑静な住宅街を進んだ場所にある。紅葉シーズンの週末でもあり、公園が近づくにつれて人が増えて来た。入口の提灯が目印だ。音楽評論家の大田黒元雄氏の屋敷跡を、杉並区が日本庭園として整備し、1981年10月に開園した、という事だった。比較的近くに住んでいながら、全く行った事が無い公園。入口をくぐると、美しい銀杏並木が迎えてくれた。ここから、FUJIFILM X-E3 カメラボディと FUJINON XF 18-55mm f2.8-4 OIS レンズの組み合わせ での園内紅葉写真散歩が始まった。その美しさは、目を見張るばかり。東京23区内では以前、代官山の旧朝倉家住宅の庭の紅葉も楽しんだが、大田黒邸のそれは期待以上の規模だった。

白鷺や鴨が飛来し、錦鯉がゆったり泳ぐ池があり、和装の方々による琴と尺八の演奏も楽しめる。夜は紅葉のライトアップもあって、今年は12月3日まで、平日は午後8時、土日は午後9時の閉園時間まで、美しく光に照らされた紅葉の庭を堪能することが出来る。これで入園無料というのだから、杉並区はなかなか太っ腹である。

ライトアップが始まると、園内の雰囲気は厳かなものに変わる。池面に浮かび上がる、赤・黄・橙の紅葉の木々が織り成すグラデーションは、吸い込まれる様に美しい。夜景撮影にも強みを持つ X-E3 のおかげで、三脚が無くとも手ブレを感じる事なく撮影を続ける事が出来た。

本日撮影した紅葉の写真は、こちらの flickr アルバムに作例写真として掲載したので、FUJIFILM X-E3 と 18-55mm レンズの実力はそちらでも確かめて頂きたい。大田黒公園の昼・夜それぞれの紅葉を、80枚ほどの静止画と一部動画に収めている。

荻窪というと、どうしても北口のラーメン屋を訪れる機会が多く、なかなか南口開拓が進んでいなかったのだが、丸長のつけ麺と大田黒公園の紅葉の組み合わせは、写真散歩には最強(当方比)であった。また是非訪れたい。

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