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2014年5月30日金曜日

Casio Pro Trek という、究極のアウトドア用デジタルウォッチで、都会の荒野を歩く

CASIO のデジタル時計を集め始めて、もう何年経っただろう。20代の頃は、カッコつけたいという気持ちもあって給料の一ヶ月分もする様な時計に手を出した事もあったが、30代になるともう、実用一辺倒。CASIO 製時計装着率が高まって行く事に。G-Shock から始まって、アウトドア向けの Pro Trek が発売されてからはこちらにも目が行く様に。

最近の ProTrek の進化は特筆出来る。高度・方位・気圧計の3種を薄いケースに納めた PRW-3000 あたりから、その流れが顕著に。ケースサイズが従来の約半分になったことで、その装着感は飛躍的に向上した。

これまでずっと、ガジェットに関しては「超小型は正義」主義を貫いている本電脳熊ブログではあるが、Pro Trek もこのモデルから超小型・スリム化が進み始めた。これ以前は、Pro Trek の売れ筋はやや大き目サイズでセンサー搭載が目立つデザインのものが多かったが、PRW-3000 から良く見ないと複数のセンサーが埋め込まれているとは気づかない程の一体デザインになっている。

通常の樹脂よりも装着感が優しいソフトウレタンバンドも、この時計をつけて日々出かけたい、という気持ちを高めてくれる。デジタル表示も大型で、老眼が始まりつつある年代に配慮した設計になっている。その他にも多くの機能が設定されているが、それに関しては CASIO の商品説明ページを御覧頂くのが良かろう。

PRW-3000 を日常使う様になってしばらくすると、しかし CASIO は更にその先を考えていた事を知る。PRW-3000 と比較すると少しゴツく、厚みも増すが、その分アナログ・デジタル表示のハイブリッドで、操作性を高めた電子竜頭スイッチ、スマートアクセスも備えた PRW-6000 を投入して来たのである。

トリプルセンサーを始めとするデジタル機能は PRW-3000 と重なる部分も多く、当初は必要ないか、と思っていたのだが、実機に振れるとこれがまたカチっとした仕上がりで、モノとしての魅力も十分。機能的にも細かい所まで、「カシオ技術者によるおもてなし」かと思える様な配慮がなされている。

たとえば、下部の液晶表示窓を見やすくする「針退避機能」。左下のボタンと下部のライトボタン同時押しで、液晶を邪魔する針は2時の位置に動いて液晶表示を見やすくしてくれる。これまで CASIO のコンビネーション・アナログ・デジタル時計の欠点だった、デジタル表示の見にくさ、を見事に解消してくれているのである。

右上の方位ボタンを押すと、12時方向の方位を表示してくれるとともに、秒針のオレンジの針は常に北を示してくれる。スマホ地図の方位が正しいかどうかをチェックする上でも、便利な機能である。こちらも機能豊富なので、詳しくは CASIO の図解説明ページをじっくり御覧頂き度い。

両機に共通で、山好きの人には響く、「ネパール・カトマンズ」時間表示が可能なワールドタイム機能迄備わっている。

当方はそれほど山登りを頻繁に行う訳ではないが、週末になると「さあ、また山へ戻ろう」と時計がささやく。いつしか、車を長野の山へ走らせる、そんな週末がここのところ続いている。頼もしいウェアラブルな相棒、である。









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