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2014年11月2日日曜日

[レビュー] iMac Retina 5K は写真愛好家の為のデスクトップ

3連休初日、雨の表参道 Apple Store。一度量販店で見た iMac Retina Display 5K をもう一度、ここで見てみようと 意を決して四谷から移動。

2年前に 21.5 インチの iMac を導入し、気に入って使っていたのだが、ちょうど1年経った時に、理由不明で何故か HDD がぶっ飛んでしまい、使用不能に。結局 HDD が完全に飛ぶ前に少しだけデータを保全し、しかし多くのデータはサヨナラになってしまい、それからしばらくは MacBook Pro/Air + SSD ドライブの組み合わせしか使っていなかった。しかしついに、27インチにレチナディスプレイが!4K 動画再生だけでなく、写真を大きく再生するにもこのディスプレイサイズは魅力的だ。量販店でその美しいドットが見えない画面を見てしまい、それ以来 iMac 5K スペックとの睨めっこが続いた。

4GHz Core i7 CPU / 32GB RAM / 1TB Flash Storage / Radeon 4GB の最高スペックにすると、かなりの金額になってしまう。HDD が一度飛んだ悲劇を思い出すとストレージの SSD は必須か、とも思えたが、もう一度 SSD/HDD ハイブリッドのフュージョンドライブに賭けてみる事に決めて、RAM のみ 32GB に上げて、後は基本スペックにすることに。そして RAM だけなら、アップルストア実在店でも増設可能なのである。

Apple 純正の Bluetooth 小型キーボードとトラックパッドを既に持っていたので、トラックパッドはやめて有線の Apple Mouse に交換し、表参道の店頭で注文すると、30分程度で増設は完了。27インチ、9.5kg の本体重量はさすがに自分で持って帰るには重いので、クルマで帰宅。

自宅に戻ると早速設定開始。それにしても、過去の新しい Mac セットアップの苦労を考えると、クラウドサービス中心の昨今は設定もミニマムになった。iTunes は iTunes Match で本体に楽曲を落とさずとも済むし、iPhone6 Plus の母艦を MacBook Pro からこちらに変えるにも、バックアップ先が iCloud になっていれば殆どハッスルは無い。

当方の場合、写真枚数が結構あるが、それも定期的に外付け HDD にバックアップしているので、今回の iMac 5K 導入を機に MacBook Pro 分はバックアップし、iMac 5K には移行せず。この使い方をしている限り、写真・動画・楽曲という重いファイルはクラウドか外付け HDD に移しつつ使うので、iCloud の容量も無料の 5GB を超える事は無い。ブラウザも Chrome や Safari を利用していれば、ブックマークもコピーの必要無く、そのまま移行。非常に楽チンである。

設定を終えて、いよいよ SIGMA dp2 Quattro で撮影した、高精細画像の表示を行ってみる。これはもう、感動の嵐。例えば JR 東京駅を再生してみると、それこそレンガひとつひとつまで見えてしまう様な状況なのである。

iMac 5K のレビューを Web で読んでいると、「紙に印刷された様な」という表現が散見されるが、その通り。まるで A3 サイズの印画紙への美しい焼き付け画像を見ている様な気分になる。デジカメを使い始めてから、あまり紙焼きをしなくなってしまったが、iMac 5K 導入でそれを行う事は今後殆ど無くなる気がした。もう大画面レチナディスプレイで、視覚的には十分なのである。目が喜ぶとはこの事か。

SOHO オフィス内では、一番パワフルなコンピュータを設置している部屋がメインの作業場所になる傾向が強いのだが、iMac 5K を導入した書斎が、最も頻繁に使う作業場所として復活した。MacBook Pro 15 インチは主として応接室で利用していたが、書斎の復権である。応接室ではソファに座って仕事をしていたので、背筋が伸びるという意味でもこれは喜ばしい。

今後は 4K 動画・4K Photo を撮影可能な Panasonic Lumix LX100 も導入する等して、4K 動画の編集にも挑戦してみたい。再生だけなら現在のスペックで 4K 動画も十分行けるのだが、編集した場合に 32GB RAM だけで何とか行けるのか、試してみたい。










2014年10月27日月曜日

[レビュー] Canon PowerShot G7X は気軽で堅牢な1インチスナップシューター

1-1.5 インチと大型の CMOS を装備した高級コンデジが、最近の小型カメラのトレンドになっている。iPhone6 などスマホのカメラの品質向上が著しい昨今、デジカメとしてはその上のクラスで生き残りを賭けるしかない。小型軽量でありながら、デジタル一眼に匹敵する高精細画像を撮影出来るカメラ。Sony CyberShot RX100 Mark III、Canon EOS M2、Nikon1 V3、RICOH GR、Panasonic Lumix LX100 (11月発売予定)....。魅力的なカメラがこのクラスに揃いつつある。

当方は RICOH GRNikon1 V3 Sony RX100 Mark III と使って来たがそれぞれに特徴があるカメラでどれも甲乙つけがたい。GR はリコーの明るい広角レンズの伝統が生きるハイアマチュア向け単焦点、V3 は Nikon1 シリーズの熟成された1台、RX100 M3 は見易い内蔵 EVF を装備。直近で使っていた RX100 M3 はしかし、EVF を超小型ボディーに収めた事もあるのか、やや操作感にキビキビさが足りない点が気になっていた。そこで登場した PowerShot G7X。PowerShot S120 の進化系にも、G1X シリーズの小型版にも見えるボディ外観。

店頭で触ってみると、S120 をずっとメインコンデジとして愛用していた当方としては、全く違和感が無い操作体系。そして、S120 で不満だった部分が改良・装備されて、画像が高精細になったのだからこれは導入しない手は無い。最も嬉しい進化点は、180度跳ね上げる事が出来て自分 撮りが簡単になった背面液晶、モードダイヤル下に設定された大型の露出補正ダイヤル、WiFi ボタンが側面に独立ボタンとして設定された事、そして望遠側が f2.8 と明るいレンズになった事。S120 もそのシャツのポケットにすっと入る小型さで優秀なスナップ機であるが、G7X は大きさの増大を出来るだけ抑えつつ、ズシッと重厚感のある兄弟機に仕上げて来た。ターゲットは S120 の超小型 CMOS での描写に飽き足らなくなった私の様な、スナップ撮影中心のカメラ好き、であろう。

ボディがカチッと出来ているのがとても良い。このカチッと感は、普段カバンに入れて携行するカメラとしては大変重要。華奢なカメラだと、余計な気を使ってしまうからだ。唯一外部プレッシャーで壊れ易い自動開閉レンズカバー部分は小型カメラケース等で保護した方が良いが、それ以外の部分は非常に硬い仕上がりになっていて安心感を覚える。重量感も含め、かなり硬派なのである。所有する喜びを十分感じられる質感になっている。

スナップ撮影を開始すると、スイッチオンから撮影が出来るまでのタイムラグも、レンズ収納型としては悪く無い。AF も高速なので撮影にリズム感が出る。非常に感覚的な表現で恐縮だが、一連の動作の軽快さとリズム感が、スナップシューターとしては最も重要なのである。RX100 M3 も機能的には素晴らしいカメラなのだが、このリズム感が少し足りなかった。G7X なら、撮影のリズム感が崩されない。結果としてここ最近は、iPhone6 Plus に次いで登板回数が多いのは、G7X になっている。ちょっと出かける時にスマホに加えてもう一台、となると、このカメラに手が伸びる。

作例写真は、こちらの flickr アルバムにまとめているので、併せてご参照頂き度い。Canon の映像エンジン DIGIC6 の暗所性能の高さも良くおわかりいただけるはず。ボケ味、という点では、APS-C サイズ以上の CMOS 機でないと顕著で無い部分もあるが、1インチ CMOS のコンデジにはそれよりも、スマホとデジイチの間の、快適かつ万能なスナップ性能を求めたい。そういうニーズには、ピタッとはまるカメラである。


2014年10月19日日曜日

中野フジヤカメラ、秋の Lumix 新製品イベントで 4K Photo を学ぶ

4K Photo」 という、4K 動画から切り出す静止画機能について、本日の Panasonic Lumix 秋の新製品 Touch & Try イベント(於:中野フジヤカメラ)で講師をされた塙真一先生の説明で、良く理解出来た。
これまでのフル HD から切り出す動画は、画素数も2百万画素程度で、動画の場合は秒間30コマ撮影出来るにしても 1/50-1/60 秒程度のシャッタースピードの方が動画として自然なので、動画中から静止画を切り出してもやや眠い画像になる事が多かった。
ところがカメラメーカーで Panasonic だけが実現しているカメラのみで完結する 4K 動画は、動画シャッター速度をより高速(例えば 1/1000秒) に設定することで、切り出す静止
画のサイズがフル HD の約4倍の 8百万画素ということもあり、よりシャープな画像を切り出す事が可能となるとのこと。
本日 GH4 をベースに講義頂くとともに実際にワークショップのモデル撮影も行って、その有効性を知る事が出来た。良く理解されているプロカメラマンに噛み砕いた説明を頂き、撮影迄実践すると、短時間できちんと理解出来て有り難い。

本日の塙真一先生のワークショップで撮影した、動画から抜き出した 4K Photo のサンプルは、こちらの flickr album を御参照頂きたい。モデルの方が大きく頭を振る事で揺れる髪を撮影した動画から、静止画を切り出すとこうなる、というもの。わずか 20 秒程度の動画でも、20 秒 x 秒間 30 コマ = 600 枚の静止画の中からシャッターチャンスを切り出せるので、普通の静止画撮影では得られにくい瞬間を切り出す事が可能に。

ただ、切り出す画像は8百万画素になってしまう為、Lumix GH4 オリジナルの画素数、16百万画素の全てを 4K Photo では得る事は出来ない。全ての画素を利用する方が勿論より高精細なので、難しい瞬間を切り取る目的が無い場合には、通常の静止画撮影を利用する方がベター。16百万画素の作例も、一応こちらの flickr album にまとめているので、参照頂きたい。

11月中旬発売予定の Panasonic Lumix LX100 で 4K Photo を撮影するのが楽しみに。一方、本日ワークショップで利用した Lumix GH4 も操作性の高い素晴らしいカメラである事が理解出来た次第。

百万画素 CMOS の FZ1000 も 4K 動画撮影可能で、16倍ズームを備え、手軽な 4K 動画 Lumix として存在感を放つ。

Panasonic の 4K 動画カメララインナップから、当面目が離せません。








2014年10月14日火曜日

ライカ・ズミルックスレンズ専用のカメラ、Leica X type 113 ファースト・レビュー

「あなたが一番好きなレンズは?」と聞かれたら、迷わず「ズミルックス (Summilux)」と答える程、電脳熊デジカメチーム1軍にはズミルックスの名前を背負った選手が常に在籍する。ここ数ヶ月気に入って使っている SIGMA の 50mm f1.4 も相当優秀なレンズではあるが、登板回数ではまだズミルックスを越えてはいない。

f1.4 - f1.7 ぐらいのハイスピード、つまり明るいズミルックス・レンズをいつもどこかのポジションに配している。Leica 純正レンズを M マウントのアナログカメラや m4/3 カメラにマウントアダプターを介して装着してみたり、4/3 用・m4/3 用の Pana-Leica 25mm f1.4 ズミルックスも何度も手に入れている。最近では、Lumix GM 用に、小型で使い易い Pana-Leica 15mm f1.7 レンズを組み合わせて愛用していた。

すると先日のフォトキナで、Summilux 固定レンズのカメラ、LEICA X type 113 を発売するとの知らせ。しかも APS-C と大きな CMOS を備え、明るさも f1.7。これなら、ズミルックス本来のボケ味も期待出来そうだ。10月初旬発売となり、早速いつもの某カメラ店で、3:1の選手トレードを実行。西ドイツ出身の選手は、契約金もそれなりにかかる。しかし、重く高価な Leica M シリーズと比べると、X type 113 の価格は 1/3 - 1/4、重量も 500g 未満で、大きさの割には軽く感じられ、かといって外装はしっかり高品質に仕上げられていて好印象。スナップシューターとして、ベストなバランスに仕上げられている。以前利用していた Leica X1 と比較するとやや大きくなったが、その分ホールディングがし易くなった印象。

X シリーズ的過剰包装の、重箱スタイルの一番上の箱に、本体が収められている。レンズはさすが大きめだが、ブラック塗装の仕上げも美しく、ライカフォントの黄文字で、「35」と記されている(実際の焦点距離は 23mm だが、フルサイズ換算で 35mm という事)。レンズ上の距離数字がこの手のカメラにしてはちゃんと入っているので、35mm 表記は少し横にずれた所に。「LEICA X」の刻印は、軍艦部に白いフォントで。フラッシュは丸形のリトラクタブル。ポップアップしても、ステーに安定感があって、華奢に出来ていないところがさすが Leica 品質。背面液晶上には、「LEICA CAMERA WETZLAR GERMANY」の白刻印も。久しぶりに Leica カメラを手に入れた嬉しさがジワジワと感じられる仕上げ。

機能面でも、X シリーズらしくシンプルに良く出来ている。上面右側に 1/2000 - 1 秒〜のシャッターダイヤル、そして右隅に f1.7 - 16 の絞りを設定する小型のダイヤル。更に背面右上に、露出補正やオートブラケット、フラッシュ光量補正を行うダイヤルが備えられている。WB / ISO も背面左手に独立ボタンがあり、必要な設定はアナログ操作で十分行える仕様になっている。

そして嬉しいのは MF、つまりマニュアル・フォーカスが行い易いレンズ設計。距離メモリの無限遠の先に AF 表示があり、普段はこれをロック状態にして AF で利用。少し強めにフォーカシングリングを回すと、ロックが外れて MF 操作に切り替わり、画面中央に焦点を合わせる部分が拡大表示される。この移行操作が非常に自然でシームレス。AF/MF 設定を常時切り替えて使いたいハイアマチュア以上のカメラマンには有り難い仕様と言える。そして古いズミルックスレンズとは異なり、またカメラ側でマクロボタン等を押す必要も無く、被写体に 20cm まで寄れるので、気軽に寄った撮影も可能である。

背面液晶に表示されるメニューの構成は非常に標準的なものでシンプルだが、その分迷いも無い。不必要なものは切り捨てて、撮影に集中出来る。まずは、台風19号が近づく地元の何気ない風景を撮影。作例写真は、こちらの flickr album を参照頂きたい。

まだ利用は24時間程度でそのポテンシャルを使い切っては居ないが、何気なく撮影した写真が実にズミルックス・レンズらしく、フォーカスした被写体はあくまでシャープに、そして背景は美しくボケて仕上がっている様子を御覧頂けるはずである。

今後ズミルックスの進化系として、11月中旬に発売される Panasonic Lumix LX100 で明るいズームレンズ Vario-Summilux も登場するので、こちらもかなり楽しみだが、LX 100 は m4/3 の CMOS サイズになる為、ボケ量ということでは APS-C の Leica X type 113 の方が大きいと思われる。ズミルックス愛好家としては、LX 100 の 35mm 相当の焦点距離の撮影結果と、Leica X の作例を、是非比べてみたいと考えている。

Leica のカメラ・レンズクオリティを気軽に活用出来る X シリーズ。より小型の LEICA X-E も同時発売となっているが、ズミルックス・ファンは多少のプラス出費を覚悟しても、是非この Leica X type 113 をお試し頂きたい。後悔しないと思いますよ。








2014年10月12日日曜日

ダイハツから小さなコペンが届き、コペンへの理解を深める

4回で完成する、コペンオーナー向けの 1/18 スケールモデル(有料)、第二弾が届き、運転席周りが完成。シート色、ボディ色は実際に注文したクルマと同じものをオーダー可能。ハンドル操作で前輪が左右に動く。

外装パーツを自由に選べる、というのはコペン独自の Dress Formation を小型モデルで手軽に試せる、という事。実際のクルマでも、樹脂製外装パーツの寸法等を外部デザイナーに広く開放し、新しいクルマのデザインを共創する、というアイディアは、どこかソフトウェアのオープンソース設計的なものを感じさせる。コペン開発部隊のエッジな考え方を垣間見る事が出来る。

同梱冊子には、コペンに関するインタビュー掲載。前回はテリー伊藤、今回は片山右京。そしてコペン開発チームの秘話も。

片山右京は実際にドライバーとして開発現場に加わり、多くのテストドライブを通じて、アナログな人間の感性をフィードバックしているという。単純なコンピューターデザインだけによらない、FF なのに FR 的な乗り味は、このあたりから生まれていたのだと知る。

ディアゴスティーニ型(?)コミュニケーションは、新感覚。ダイハツは、色々と新しいマーケティングに挑戦していて面白い。







「コペン」という名の四輪バイク的オープンカー、ファーストレビュー



四輪バイクこと、ダイハツ・コペンが生活の一部になって2日が経過。今のうちに、率直なファースト・インプレッションをログして置く。乗り馴れるとまた印象が変わる気がするが、とりあえずオープン初心者として。

<良かった点>
・実は軽自動車は自分のクルマ人生ではこれで4台目。Pros/Cons を全て知り尽くしていたつもりだったが、軽オープンという新ジャンルは多くの点で良い方向に予想を裏切ってくれた。一番驚いたのは、関越の追い越し車線を余裕で走る事が可能となった点。前車ハスラー(の OEM のマツダ・フレア・クロスオーバー)NA エンジンと比較し、軽量車重+ターボエンジンの加速の良さ、そして直進性を良好にするボディ強化と安心して減速出来るブレーキの強化がそれにつながっている。高速道路巡航が非常にラクになった。(ちなみに余談ながら前車フレアはまだ人気に生産が追いつかず、超高額買取で、ミニマムな差額でコペンを入手出来た。)

・この二日間、日中はかなり暑く、気温が29度にもなることがあったが、高速で屋根を開けて走行すると、クーラー要らずで気持ち良い風を楽しめる。日が落ちて気温が下がっても、左右の窓を閉めると室内に流れ込む風量が減り、この季節ならオープンのままで OK。
・エンジンは3気筒で、下からスムーズにトルクが盛り上がる。碓氷峠や高峰高原へのワインディングでも、非力と感じる事はあまり無かった(軽自動車比)。スポーツカー的フォルムのおかげで、ゆっくり走る普通車がどんどん道を譲ってくれる。
・日本の狭い山道で気持ち良く走れるエンジン・セッティングと、路面に吸い付く様なハンドリング。引き締まった固さを感じる事が出来るボディとサスペンションのおかげで、安定してコーナリングが可能。それはまさにバイク感覚。しかもコケない、ヘルメットも必要無い。運転するフリーダムを、これ以上に感じられる乗り物があるだろうか。
・オープンのまま駐車していると、特に年配の方に「これ、運転すると、どう?」とニコニコと聞かれる事が多い。コミュニケーションを呼ぶクルマ、コペン。

・オープンのままゆっくり走っていると、360度の(でも運転中は後ろを見てはイケマセン)パノラマが常に広がっていて、同じ道を走っていても多くの発見が。街や自然の匂いという、移動中の変化をそのまま感じられるのは、まさにバイク感覚。

・メーター類はシンプルな白色 LED 発光で、視認性も高くデザイン的にも良好。エコな運転をすると白い木の葉マークが点灯。フロント、テールライトも、このクラスにしては非常に明るい LED を採用。ノーベル賞受賞の皆様に感謝。









<悪かった点>
・スポーツ車セッティングということもあるのだろうが、サスペンションは固く、路上の凹凸もダイレクトにひろってくれる。腰には良くなさそうだ。
・オープンのままで高速道路を走っての、一番の苦痛は長いトンネル。排気ガスの臭さや上からの漏水などは無かったが、クルマのエンジン音がトンネル内で反響してすさまじくうるさい。音楽を聞いているどころではない。かといってトンネルの度にフードを閉じる訳にも行かず、ここは我慢。

・クルマと考えてしまうと、荷物はほとんど積めない。トランクはフードを収納すると、テール部分の空間にわずかに積めるだけ。フードを閉じればゴルフバッグでも積めるが、それではせっかくのオープンの良さが活きない。しかし、四輪のバイクと考えると、顔面への風の抵抗を防いでくれる風防、助手席を荷物置きにした際の積載量の高さ(独り乗りの場合)、いざとなれば雨を防ぐ屋根もつけられる、と良いことづくし。
・運転中に、顔や手がかなり焼けてしまう。この二日間の様に日光が強い時には、サングラスが必須。伊達ではなくて、機能的に必要になるが、日本ではスカして見えてしまうのが残念。
・時々虫に襲われる。高峰高原で駐車中に、蜂の襲撃を受けました。(苦笑)
・二人しか乗れない、するとあまり荷物も積めない軽オープンのメリットは、クルマやバイクに乗り付けていないと全く理解されない。我が家の中でもそのロマンを理解するのは、現時点では当方と長男のみ。(苦笑)
・自宅近くの信号待ちで、見知らぬ小学生に「ママー、あのクルマ丸見え!」と嬉しそうに指を指された。

<総評>
・かつてのバイク乗りで、でもこのトシでバイクもなぁ、と思う節がある方には、絶好の4足鉄馬。バイクと比較するとより安全に、かつ気楽にあの頃の楽しさを取り戻す事が出来ます。夏場には汗をかく重いヘルメットも、転倒予防の革つなぎも必要無し。オープンエア感覚はかなりバイクに近い。小型サイズが故の、自由に車体を操れる操舵感は、たまりません。
・一方で、駐車場に余裕がある場合には来年出る新しいロードスター等、普通車のオープンと比べてみるのも良いかも。コペンには、その小さなボディによるメリットはたくさんあるものの、軽自動車としてのリスクも勿論あるので、真の安全性とゆったり感を求めるならより大きいクルマ、でしょう。当方は狭小道路が多い中野区在住、という事情からコペンサイズがベスト、なのですが。
・やはりオープンで、人生変わります。当方ももう少し歳をとってからオープンに乗ろう、と思っていましたが、この計画は前倒しにして良かった。この夏ダイハツ店に試乗に行って、考えが変わりました。さあ、あなたも是非。



2014年7月21日月曜日

中野駅北口に西荻からやって来た人気店が新開店、焼き鳥「よね田」はやっぱり凄かった


フジヤカメラ近くに最近開店したばかりの、西荻からやって来た人気焼き鳥店「よね田」、やっと入る事が出来ました。噂通り、串を握る場所が見えないほどに差し込まれた、ボリュームたっぷりな肉、肉、肉。その極め付けは特大サイズのつくね。

見た事ないですよ、こんな「ドライブインのアメリカンドッグサイズ」のつくね、なんて。
しかも、トッピングで焼きチーズ、目玉焼きを追加可能。この大きさで、つくね本体は、わずかに210円ですからね〜。





酎ハイ2杯を頂いて、100円でこんなに美味いの!?とびっくりする鶏スープを頂いて、合計2280円。
いやー、すごいコスパと高い品質。驚きました。間違いなく、中野の焼き鳥文化を変える店ですね。ごちそうさまでした。












電脳熊研究所選定、2014夏のベストデジタルカメラ9選(一部旧機種を含む)


デジタルカメラ新製品の自腹性能チェックを主眼としている当電脳熊研究所。通常は、最大でも3−5台程度しか手持ちの研究材料を置かずに流動資産を回転させているのだが、今夏は珍しく9台の保有状態に。それぞれ特徴があって、用途が異なるのでまあ、しばらくはこれで運用してみたいと思う。
現在保有の9台、それぞれの用途を挙げると、以下の通り。
1. Canon 6D + SIGMA 50mm f1.4 : 重量があるのだが、明るく最高の描写をするレンズなので、ここぞという撮影時に。
2. SIGMA dp2 Quattro : Foveon 撮像素子の高精細を活かしたい、都会や風景の撮影に。JPEG が使える様になり、利用時の気軽さアップ。
3. Panasonic Lumix GM1 + Pana-Leica 15mm f1.8 : 軽量装備で出かけたいが重要な撮影がある時に、コンデジと併用。明るい単焦点レンズは、ズミルックスならではの描写。
4. Fujifilm FinePix X100 : f2 の 35mm 相当のレンズで、ポートレイト撮影が主体となる時に。フジらしい色再現も素晴らしい。
5. Canon PowerShot SX 700 HS : 高倍率望遠ズームと、5軸手ぶれ補正を活かした動画撮影を行うシーンで。運動会等でも便利で、ビデオ専用機代わりに。
6. Sony CyberShot RX100 Mark3 : コンパクトなのに内蔵 EVF も背面液晶も使えて、1インチの CMOS で美しい撮影が可能。万能な旅カメラとして。
7. Olympus Stylus TG-2 : 雨天時、浜辺の撮影など、防水性能が必要となる時に。レンズは f2.0 からと明るく、防水系カメラの中ではダントツの描写。
8. Canon PowerShot S120 : 常時鞄に放り込むカメラその1。f1.8 と明るいレンズを使いたい時に。コンデジながら映像エンジンが優秀で描写もグッド。
9. Canon IXY3 : 常時鞄に放り込むカメラその2。より軽量な装備となりたい時に。スタイリッシュなデザインも好感。記録媒体は SD では無いので注意。
ベストイレブン選出の為、これにあと2台を加えるとなると、dp の異なる焦点のレンズを備えたカメラdp1 or dp3 か、GR digital の次の機種、はたまた Leica 系、でしょうか。




2014年6月9日月曜日

[レビュー] ASUS VivoTab Note8 M80TA の手書きは本当に使えるのか

Apple iOS 系では iPad mini と iPad Air、そして Android OS 系では Nexus7 に Sony Xperia Z Ultra とタブレット端末としては一番良いものを選んで使って来ているのだが、いつまでたっても PC の代替として使う事が出来ないジレンマを抱えて来た。

海外出張の時でも、いろいろ荷物を減らそうと悩んだあげく、結局タブレット + Note PC の両方を持って行ってしまう。Bluetooth に頼らず、直接本体に結線したキーボードを使って高速文字入力をしたい、となると、どうしても Note PC が手放せないのである。最近それをなんとかしようと、iPad Air の Lightning アダプタを備えて直結出来るキーボードも手に入れて、Bluetooth よりは入力が幾分ましにはなったのだが、やはり満足は出来ない。

タブレット+無線接続外部キーボードの入力スピードには、まだまだ限界があるのだと悟り、最近は全く別のアプローチを始めた。そう、タブレットではひたすら手書き入力を極めてみよう、というもの。

そもそもタブレットの形状は、キー入力用ではなく手書き入力に適したはずの平たい板。これで手書き入力を気持ち良く行うには、と、これまた iPad Air を中心に各種アプリを迷わず試してみた。

7 Note に Note Anytime、お洒落な木製 Bluetooth ペン 53 とのコンビで使える Paper など、それぞれとても良く出来ている。が、どうしてもやはり、満足は出来ない。

iPad の手書き入力では、ペン先のみをタッチパネルに触れさせて書く努力が求められる。それぞれのソフトで、拳底部をソフトウェア的に Opt-out させて、拳を触れさせながら書ける様に各社努力はしているのだが、どのソフトも当方の拳を完璧に「無きものにする」ことは出来ず、ペン入力の挙動が結果安定しない事が多かった。

そうした試行錯誤を経てたどり着いた最初のタブレットが、実は Microsoft の Windows 8 対応タブレット、Surface Pro だった。Wacom 製の筆圧感知専用スタイラスを備え、拳を画面上に置きながらの手書きが、問題無く行える。これは良い、としばらく使っていたが、いかんせん(初期型ということもあり)、Surface Pro の電池の持ち時間、発熱、そして本体重量が問題になった。タブレットという名前はついているものの、実際には PC 並の重さがあったのだ。これもいつしか、常時持ち歩く端末では無くなってしまっていた。

究極の手書きタブレットを求める長い旅路はもうここで終わりか、とあきらめかけていた頃、量販店店頭で偶然手にした端末が、 ASUS VivoTab Note8 M80TA だった。付属のスタイラスペンの書き味が、大変良いではないか!!よくよくスペック見ると、Surface Pro 同様に、Wacom のペン技術を導入している。8インチタブレットで、重さも 380g と持ち運びし易く、OS は Windows 8.1。これは、スマホのお兄さんタブレットではなく、PC の弟タブレットで、そして手書きも完璧。良いではないか!!

早速購入しようしたら、しばらくするとフルセグテレビ対応版が出る、との情報で、M80TA ホワイト色の8千台限定版を待っていて、5月末にようやく登場した。早速入手。とりあえずは必要なアプリを導入し、手書き入力の使い勝手を調べている段階だが、初期の感触はかなり良い。

スペックを見るだけでも、11.8 時間の駆動時間、500万画素背面カメラ、背面ステレオスピーカー搭載、最速 1.86GHz の Atom Z3740 チップの搭載....と、申し分無い。アプリによっては負荷の高い作業を行うと多少固まったりする事があるが、概ね動作は良好だ。

当方が評価するのはやはり手書きの滑らかさ。一番のニーズはお絵描き、というよりは、会議の際にメモを手元を見ずにささっと取りたい、という単純なものなのだが、MS OneNote と VivoTab Note8 の背面に内蔵出来る小型スタイラスの組み合わせで、普通のノートの様にサクサクと書く事が出来る。これは実に快適。勿論、拳の底面を画面上に置いても何ら問題無い。文字入力は、ペン先の動きだけを追ってくれる。

これ迄、出張時には、タブレット、NotePC、そして紙のメモ帳を必ず持って行っていたが、これでようやく1台に纏める事が出来そうだ。手書きを重視するタブレットユーザーの方は、一度チェックする価値のある端末である。

そしてこのホワイト色にのみキャンペーンで付属した、Pixela PIX-DT300 デジタルテレビチューナー。ワンセグとフルセグを、自動切り替え可能で、USB メモリサイズの超小型、である。とりあえずはワンセグの受信を試してみたが、良好に受信出来た。ブラジルワールドカップサッカーが始まる事もあり、このテレビ視聴機能は嬉しいオマケ、である。8千台限定、というセットの様なので欲しい方は急いだ方が良いかも!


2014年6月2日月曜日

新宿御苑裏路地、草枕という玉ねぎカレー店の緩やか空気感

「人はどうして、美味いと噂されるカレー屋を知ってしまうと、居ても立っても居られなくなるのだろう!?」


ということで早速来ました、丸ノ内線、新宿御苑前。新宿通りからファミマのある新宿二丁目東交差点角を、新宿御苑・新宿門方向に曲がると、怪しげな雑居ビルが左手に。


壁には店名記載も無く「スパイシーカレー入口」の黄色看板。そして路地に「curry 草枕」の店名。どうみても学祭の時に急遽こしらえたカレー店の看板にしか見えない。しかしこの辺りから、草枕的物語世界に誘い込まれる。


裸の蛍光灯に照らされた、どう見ても昇ってはいけなさそうな薄暗い階段を、二階へ上がると、


似付かわしく無い明るさの硝子ドアが出現。その奥には想像出来ない贅沢な広さのゆったりカレー空間が!!


食べログのアドバイス通り、トマトチキン、チーズもトッピングしてみた。あまり待つこと無くサーブされたカレーは、たっぷり玉ねぎを実感する、まったり穏やかルー。実は辛さには強く無いので2辛にしたが、店おすすめの3辛にすべきだったと後悔。口の中で弾けるミニトマトが楽しい。


福神漬けもパリシャキ高品質で申し分なし。

食後のラッシーを飲んでいる間にまた食べたくなる後引き味と、御苑界隈独特の平和で緩やかな空気感。
大満足のカレーの夜でした!!

食べログ: curry 草枕

お店の HP : curry 草枕


2014年6月1日日曜日

Panasonic-Leica DG Summilux 15mm f1.7 ASPH、ズミルックスなボケ味の誘惑再び

m4/3 レンズの中では、これまで 25mm f1.4 Summilux が一番好きなレンズだった(以前の当方ブログレビュー御参照)が、この Leica DG Summilux 15mm f1.7 ASPH レンズはずっと小型・軽量 (115g) で、Lumix GM1 の様な超小型ボディにもピッタリフィット。


何と言っても絞りリングがレンズ側にある点が超絶便利。(現在は Panasonic ボディにしか絞り連動していない様なので、Olympus ユーザーは要注意。)そして写りもクラシカルな。Summilux らしいボケ味が存分に楽しめる。
散歩カメラ用単焦点レンズは、フルサイズ換算 28mm - 40mm あたりが使い易く、これまでは 35mm 辺りを多用して来たが、少し広角に振った 30mm の本レンズはオールマイティ。いやー、良いですね。


「特筆すべきは独特の柔らかな描写でしょう。その場の光をそのまま写真に留めるような表現は、くっきり・カッチリとした描写を求める現代レンズの傾向よりも、むしろオールドレンズの世界を思わせるユルい趣」(PhotoYodobashi から

迷うべきポイントは、黒にするか、シルバーにするか。どちらも出来が良くて、小さくて軽いのに高品質。デジクマ・ガジェット道のポリシーであるところの、「超小型・高品質は正義」に沿う完璧な仕上がり。ライカの特徴あるフォントも、しっかり受け継いでいる。



全く購入予定になかったレンズだったが、ついうっかりいつもの中野フジヤカメラ店巡回で発見してしまい、某 K 店長の食い入る視線の下で購入決定。ええ、後悔はしていませんとも。w

黒か銀か。非常に迷った末に、個性的なシルバーを選択。さて、久しぶりの Summilux 写真散歩へ。作例写真はちょっと待って下さいね。

(追記: 作例写真、少しずつアップロード開始しました。こちらの flickr album でどうぞ。)







ブログシステムを Blogger に変えて、一ヶ月が経過

そこそこトラフィックがあるブログ URL を新しいものに変更するには、当初、多少の勇気が必要であったが、きちんとコンテンツを更新して行けば、結果はあまり変らなくなる、という事がここ一ヶ月で良くわかった。時間が経てば、検索流入も増える。挑戦し続ける事が重要だな、やはり。

Blogger ブログシステムの印象、使い続けるにつれて良い方向に変って来た。Google らしいトラフィック解析のリアルタイムな精緻さ、スマホへの表示自動対応を含め、良く出来ている。

国毎に、本来 "blogspot.com" であるはずの URL が "blogspot.jp" 等に変化する点はあまり気持ち良く無いが、Google ならではの国際事情がある、という事で理解した。

週末ブロガー、良いブログシステムを得て再開。 ブログは、楽しい。