![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjNWSkLw_tzoCK-E4Q0EPbB5Lq8ruFgQ3zKeDclgEBf33x-Gx2-WEWKCWD98RsNC7C9VPViXMhORfkw2_RDS205Hmt2u020zS-oMiQQdYRuEcAvKYqI_3ea-pcGJlNCE26nSm8w/s320/IMG_0298.jpg)
ゴールデンウィーク
Pentax K-1 研究もいよいよ中盤。
Pentax DA レンズ、
SIGMA DC レンズと、本来は APS-C 用のレンズをフルサイズに装着して使う、という変則的な使い方ばかりをしてきたので、そろそろフルサイズ用レンズで決めたい。連日近所のカメラ店のウィンドーの定期巡回をしていたところ、ついにノーマークだったレンズを発見。
smc Pentax FA 28-105mm f4-5.6 IF 。すでに販売終了した、アナログ 35mm 銀塩カメラ時代の小型軽量 (305g) ズームレンズだ。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEibgBs-bebcY3G-ePqMbSNzul0FtI7JXuu1m26hFsUR5O_EuZDfdzK3o8zqvFkH43w5LpI0wvWfpfSqe2i21N0F1ZVJtBAUhlqnuy6RrgfLXqBNmAXi1Njt9ug89ZecwkWWkc0C/s320/IMG_0297.jpg)
外観に傷はそれほど無いのだが、多少ホコリがレンズ内に侵入しているということで 中古品 B グレード、税込3,780 円の激安価格。新品時は 45,000円だったので、中古レンズとしては掘り出し物と言って良いだろう。シルバーの外装も価格に響いたのかもしれないが、それには目をつぶる、ということで。K-1 のセット推奨レンズとしてデジタル用の
Pentax-D FA 28-105mm ED DC WR(ただし絞りは f3.5-5.6) レンズが有り、同じズーム焦点距離となっているが、今回の中古は WR (防水・防滴)機能が無いために、多少小型で、重量も少なめになっている。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh4HpqCBAyuM6m_Zzmomw4oSIab6VX13rGEitrAfPccQJ3VmPw1Uk_LBv1D40GsEdCTexufJ9ERmsFw87Z5E6g02z-4IIwCyoqJ395oLj-fEUDkVDtJKYABSzbmmx9nIiLNA746/s320/IMG_0300.jpg)
IF (インナーフォーカス)なので、フォーカス時に全長が変わらないレンズ。もちろん、ズーム時には全長は変化する。4倍近いズーム倍率があるので、旅行の時などには便利に使えそうだ。注意点としては、FA レンズでフルサイズ用ではあるが、古い設計のせいか、白い背景で撮影すると、四隅に周辺減光が確認される。広角・望遠端、どちらでもそれは確認出来た。明るい空をバックにしたり、白い壁を撮影した時には目立つので、注意が必要かもしれない。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiFUcqcWH8I8QFe5NywehJjogWrcoxcxva8P1G0hLPtbvyZ-SFupLJFLY8Ewr0HE8Vr-PWR1VQ3zQ9FQ4wmevsT6k5Re-gIoJ4F89dq5PmfR0wg6J-MKjuVAFNIRVcGbKmYkWqo/s320/IMG_0302.jpg)
それにしても、なにしろ4千円もしないレンズなので、目くじらをたてるほどでは無いだろう。気軽に散歩レンズとして使う、といった用途が向いている。古いレンズだが、勿論 AF (オートフォーカス)はしっかり駆動する。今時のデジタル専用レンズほど速くは無いが、十分実用になるフォーカシング・スピードである。こういうレンズを見つけてしまえるのが、中古カメラ店巡りの楽しさだ。
オンラインでも、このあたりで見つけられるので、ご興味の向きはどうぞ。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgtB517aGfsUseSTlj-GceFzik0UbNtoJmHnJhHR-5rdyVrYe1AuFunBP1Wls9SYhKk4LxOfySkI4Jw_vuK9IRG-pfRfkKR2LUyhkscFu3O0UWMUntfFe3cJ7txw-jEERPNHxfd/s320/IMG_0304.jpg)
描写性能は勿論単焦点の明るいレンズが優っているが、気楽に、総重量を軽くして出かけたい時にはこういうズームも良いだろう。アナログ時代の FA レンズ中古は、今後ともチェックして行きたい。
本レンズでの作例は、これまで同様、flickr のアルバムに貯めて行く事にする。Petax K-1 フルサイズ・デジタル一眼の楽しみは、こうして新旧多くの K マウント対応レンズを試す事が可能な点。K-1 レンズ沼は、まだまだ深い。
(追記)作例写真にも追加したが、連休で出かけた軽井沢、遅い春を迎えた避暑地の新緑の眩しさ、そして遠くに望む浅間山への奥行き感、4千円もしない旧い FA レンズで巧みに描写されている。この懐の深さが K-1 たる所以か。撮影結果を眺めて驚いた次第。
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