これまで EOS 6D は仕事での利用を主体に大口径の SIGMA 24mm f1.4 DG HSM Art を利用してきて、その描写性能には大変満足している(作例写真はこちらの flickr リンクからどうぞ)のだが、そろそろ高品質な SIGMA レンズがもう1本欲しい、という気持ちになっている所にこの二本。
彦星レンズは、82mm 口径の文字通りの大口径常用域(広角 24mm から中望遠 70mm まで)のフルサイズ対応レンズ。ズームレンズだが、全域明るい f2.8 で、どの焦点距離でも綺麗な背景ボケが期待できる。一方の織姫レンズは、SIGMA 山木社長も自信作という、巨大な球面レンズを前面に配した 14mm 超広角ながら明るい f1.8 のレンズ。超広角レンズなのに開放絞り f1.8 ではしっかり背景ボケも楽しめるという凄い実力。
結局、24mm f1.4 レンズを持っている事も踏まえ、ここは万能型レンズをまず装備しよう、ということで、彦星こと 24-70mm f2.8 レンズに決定。早速フジヤカメラの近所やブロードウエイ内で試写してみたところ....その性能は非常に満足行くものであった。
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その他、本日撮影した写真は、こちらのリンクの flickr アルバムでご覧頂き度い。彦星レンズの実力を、きっとご理解頂けると思う。EOS 6D に装着すると、太く短く、まるでバズーカ砲の様な迫力だが、1,020g の質量は大きな高品質ガラスを利用しているからこそ。本気の撮影の時には、やはりフルサイズ・デジタル一眼が頼りになるので、しっかり仕事をしてくれる万能レンズとして、彦星には今後も期待できそうだ。