大型のドローンを自由に飛ばせる場所があまり無い東京都内では、室内で飛ばせるドローンを。ということで、早速 Amazon で注文すると、
国内で扱っている京商から Parrot Minidrones シリーズの Rolling Spider が1日経たずに到着。小型ながら一定の高さで自動ホバリングが出来るドローンは、仏 Parrot 社ならではの完成度。早速パッケージを開けてみる。飛行時間は Bebop Drone より小型電池で短い(8分程度)為、予備電池も購入。
組み立ては簡単。電池をドローンのお尻側から投入し、背中部分にステーを装着、さらにホイールを両側に付けると出来上がり。室内ではこのホイールが非常に重要。意外に高速飛行するドローンはすぐに壁や天井に衝突しがち。大きなホイールが、損傷しがちなプロペラを、障害物が多い屋内で保護してくれるのである。あとは USB 経由充電を行い、ドローンの赤い目が消灯したら 100% 充電完了。
操作端末となるスマホ側では、先日購入済みの Bebop Drone と同じ Parrot 社アプリ FreeFlight3 が使える為、アプリを新規にダウンロードしなくて済む。早速アプリを開くと、最新の Firmware に Update せよ、との指令。調べると、本体に入っている Firmware は 1.0.1。これを最新の 1.97.0 に上げる必要がある。しかしここで問題が。iPhone6 Plus で新 Firmware をダウンロードし、Bluetooth 経由で本体に転送しようとすると、常に 0.8% 転送が進んだところで何度試しても止まってしまう。もしかすると、ということで調べると、
Macintosh 経由で Update する方法を Parrot 社のサポートページから発見 。指示通りにファイルを本体に USB ケーブル経由で転送すると、今度は問題無く Update が完了した。
さあいよいよフライト。基本操作は Bebop Drone と同じで、左のスティック(の絵)でドローンを上昇・下降・左右旋回。右のスティック(の絵)で、ジョイスティックモードならジョイスティックの方向に移動する。通常モードを選ぶと、スマホの加速度センサーと連動し、スマホを傾けた方にドローンが移動する。どちらのモードを選ぶかは好みだが、ジョイステックモードを選択すると、操作しながら iPhone6 Plus のカメラでドローンを動画撮影する機能があり、当方はこちらを多用した。
底部に30万画素の小さなカメラが内蔵されているが、画素数が少なくあまり良い写真は撮影できないので、むしろ飛んでいる様子をスマホで動画撮影する方が楽しめる。本体からのカメラ撮影を行い度いなら、上級機の Bebop Drone を選択すべきであろう。
Bebop のカメラ機能の素晴らしさは、前のエントリーで力説した通り だが、そのブレ防止機能を含め、大変完成度が高い。アクションカメラを持っていなくても即利用出来て米国価格 US$ 499 の Bebop Drone が、今後日本でどの程度の価格で販売されるか、注目される。
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ホバリングの安定度は、Bebop Drone 同様大変優れている。操作も容易で、これならドローン初心者ユーザーでも十分使いこなせる。日本国内価格でも1万円ちょっと、ということで米国価格の 99ドルと大差無い価格設定でここまで安定した飛行を楽しめるなら、空中での安定飛行が難しい数千円の玩具ドローンよりこちらを選んでも良さそうだ。早速、飛行中にジョイステックモードでスマホから撮影した動画をこちらに貼って置くので、その安定度を確かめて頂き度い。
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