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2017年5月22日月曜日

中野フジヤカメラの PENTAX レンズフェアで、探し続けていた auto110 レンズを捕獲

そう、全く忘れていました。この週末が、中野フジヤカメラの PENTAX カメラ・レンズ無料お試し会だったということを。通りがかって拉致され、中に入ると、しかも「訳ありレンズフェア」同時開催中。訳あり写真家としては、これはじっくり見ざるを得ません。とはいえ、オールドレンズが多い中で、まあ買うものは無いかな、とうがった見方をしていると....いやあった、ありました。ずっと探していた、auto 110 用の 20-40mm f2.8 ズームレンズが!!

3千円でなんと auto110 とフラッシュのジャンクボディ付き。これは手に入れざるを得ません。

中野フジヤカメラのカメラ・レンズフェア、ちゃんと来ないと行けないですね。


Pentax Q シリーズのマウントアダプターを装着すると、auto110 シリーズレンズは、味のあるデジカメ用レンズとしてまだ十分使える訳です。


詳しくはこちらの、デジカメウォッチ記事「PENTAX Q で「オート110」用レンズを使う」をご参照。

いやー、寄ってよかった、あなたの街のカメラ店。

今日は K 原さんに FUJIFILM insatax SQ10 を裏道で撮影していると遭遇するし、別の K 原さんに PENTAX フェアで呼び止められるという、そういう二人のフジヤ K 原さんな日曜日なのでありました。

そしていよいよ来週末は「え、え、そんな組み合わせ有り得るの!?」と二度見してあっと驚く 「Nikon, SIGMA, TAMRON 3社合同レンズ無料お試し会」。これはまた、行かねばね。ねぇ社長。

 


2017年3月26日日曜日

[Review] Pentax KP と DA 55-300mm f4.5-6.3 ED PLM WR RE レンズは気軽な旅行での鳥撮影に最適な望遠ズーム


防塵・防滴で高感度撮影に強い(以前の当方ブログ・レビュー記事もご参照) Pentax KP は、小型軽量な望遠ズームを組み合わせると、旅行先で気軽に鳥撮影が行えるデジタル一眼として便利に使える。

今回、当方が選択したレンズは、昨年8月に発売された DA 55-300mm f4.5-6.3 ED PLM WR RE レンズ。

色々略号がついているが、ED は特殊低分散ガラスの利用、PLM はパルスモーター利用による AF及び絞り制御、WR は防滴、RE は...うむ、これは何の略だろう?(調べても見つからず)

高感度に強い Pentax KP と組み合わせる利点は、多少 f 値が暗いレンズでも速いシャッタースピードが選べること。望遠端 300mm は APS-C カメラでは 450mm 相当なので、1/400 - 1/500 以上のシャッター速度を選択したくなる訳だが、Pentax KP なら暗めのレンズでもそれが可能になる。

そしてこのレンズの小型軽量さ(全長 89mm ・重量 442g)は「旅行に出かけるのだけれど、重い望遠ズームレンズを果たして持って行くべきか否か...」といういつもの悩みを軽減させてくれる。鳥撮影の可能性があれば、これは持って行こう、となるのである。

この組み合わせに出会う迄の鳥撮影用の組み合わせカメラ・レンズとしては、マイクロフォーサーズに 100-400mm ズームの LEICA DG VARIO-ELMAR f4-6.3 を装着して利用していた。(以前の当方ブログ・レビュー記事はこちらをご参照)マイクロフォーサーズなので実質望遠端 800mm 相当で使えるため、直接比較すべきではないかもしれないが、随分小さいと思っていたその 100-400mm ズームレンズと比較し、長さ、重さが半分以下になる携行性能の高さは高く評価出来る。レンズだけで 1kg 近くになると、超望遠の利点があるとはいえ、携行がかなり厳しくなってしまう。500g 以下なら何とかなるし、腰にも優しい。

しかし、気になっていたのは望遠端 450mm 相当でどこまで遠くに居る鳥の撮影に対応できるだろう、という点。今回、近所の散歩や箱根湯本への小旅行へ連れ出した結果、かなり高い木の上では厳しいところもあるが、川沿いや比較的近い木の上に居る鳥ならば大丈夫、であった。撮影結果はこちらの flickr アルバムを参照頂き度いが、画像をトリミングすると、可愛らしく春の小鳥たちの姿が撮影できて居る。

鳥の本格撮影にはより f値が明るいが重くて長い超望遠レンズを持ち歩くことが望ましいだろうが、鳥撮影はあくまで旅行時の偶然のシャッターチャンスへの対応、という事であれば、この Pentax KP と 55-300mm レンズで望遠域の撮影を担い、それ以下は iPhone のスマホカメラや Canon PowerShot G9X Mark II (本コンデジによる当方の作例写真は、こちらの flickr album をご参照)などの秀逸なスナップカメラで対応、という作業分担は有り、と言える。

以下、春の暖かさの到来を待つ、箱根湯本の温泉街の川沿いで撮影した鳥たちの Pentax KP と DA 55-300mm ED PLM WR RE レンズによる作例写真をいくつか(画像クリックで拡大します)。



















2017年3月5日日曜日

[Review] 高感度対応 PENTAX KP で、更に深い夜へ


アウトドアでの利用に適した防塵防滴で、ダイヤル操作も充実、下位機種でも機能を簡単に削ったりしないユーザー思いのRICOH - PENTAX が突然発表した PENTAX KP は、最高 ISO 感度 819200 (!!) 。数字だけ並べるとわかりにくいが、ISO 81万超、と暗所撮影性能が異常に高い。

気になりすぎるので、これまた CP+ 2017 開幕前に新宿の RICOH Imaging のショウルームに出かけて製品を触ってみている(こちらの過去エントリー、御参照)のだが、明るいショウルームや CP+ 会場に行ってもなかなか暗所撮影テストが出来ず、これでは購入に踏みきれぬ、と悩んでいたところ、先日近所のカメラ店店頭で、「PENTAX KP 夜の体験会」セミナーで登壇されているプロ写真家の岡本尚也氏に偶然遭遇。
ご本人からその暗所撮影性能の高さを直接レクチャー頂き、背中押しを強く受けた上で、特別許可を頂いて、中野駅付近の暗がりで暗所撮影テストを実践。レンズは敢えて、明るく無い f3.2 の DA 21mm レンズを採用。


うお、これは凄い。作例写真は殆ど ISO 12800 ですよ、旦那。普通に ISO 12800 が使える。これは...やばい...。中野駅北口の黒い NTT docomo のビルも、暗闇にちゃんと浮かび上がった次第。ISO を更に上げると、さすがに 51200 を超えるあたりでノイズが増えるものの、52100 までは十分使える感じ。ISO 12800 は常用で行ける。DA 21mm f3.2 レンズ装着の PENTAX KP 作例写真はこちらの flickr でどうぞ。露出補正を +1, +2, +3 と上げていくと、夜がもう昼間の様になってしまう。開放 f 値があまり明るく無い f3.2 レンズをあえて利用してもこの結果で、素直に驚き、購入を決断出来た次第。

更にレンズを変えて、広角から望遠まで1本でカバーしながら防塵防滴で比較的安価な DA 18-135mm f3.5-5.6 WR レンズでもチェック。今度は昼間の撮影も。こちらのレンズも f 値は決して明るい方では無いので、他の K シリーズカメラで利用していた時には夜間撮影ではブレない様に気を使っていたレンズなのだが、Auto ISO で12800 を上限に設定し、ブレないシャッター速度を設定すると、あとは普通にパシャパシャ撮影が可能になってしまう。東京駅近辺の暗がりでの PENTAX KP と DA 18-135mm f3.5-5.6 WR レンズによる撮影の作例写真は、こちらの flickr アルバムを参照願いたい。

高感度対応のおかげで、比較的速いシャッター速度を選ぶ事が出来、夜でもブレをあまり気にせずに済む安心感、それがこのカメラの身上、と、夜の撮影を複数回行って十分感じる事が出来た。

最近はカメラ本体の5軸手ブレ補正+レンズ側の対応で、長時間シャッターでも手持ちで撮影できるカメラが増えて来たが、被写体そのものが動いていると夜間はブレる事を避けられない。しかし高感度対応が強まると、ISO を上げてシャッター速度そのものも高速化する事で、動く被写体そのものを止める事が出来る。

高感度撮影を実現するにはこれまで相当高価な、30万円台後半以上クラスのデジイチ・ボディを購入する必要があった。Sony α7S II や、Canon EOS 5D Mark IV 等がそれに該当する。或いは、開放f値 0.95, 1.0 クラスの高価なレンズを購入する手もあるだろうが、それもまたレンズが高価である。10万円台前半のボディ価格で、幅広いレンズによる高感度撮影を可能にした PENTAX KP の新しい立ち位置は、歓迎すべきものであろう。


2017年2月19日日曜日

CP+ 2017 で注目の Pentax KP、FUJIFILM X100F、Canon PowerShot G9X MarkII を一挙に下見

さて、今年も国内最大のカメラ製品展示会 CP+ 2017 がパシフィコ横浜で来週から開幕。事前の情報を見ていて、新登場デジカメの中で気になった3機種は全て CP+ 開幕日の2月23日に発売。CP+ 会場内では新製品展示の前では相当長い列が出来るという経験則もあり、これは事前に都内のカメラメーカーショウルームを巡って各機種を触って置いた方が良かろう、と、まずは新宿西口センタービルの RICOH (Pentax) Imaging Square へ。

最初に触ってみたデジカメは、暗所性能を高めたデジイチ、Pentax KP 。残念ながらショウルームに暗い場所が無くその高感度特性を調べる事は出来なかったが、コンパクトボディながらマグネシウム合金でカチッとした耐久性は十分実感出来た。カメラ本体で 703g (電池・SD込み)とそれなりに重みはあるのだが、Pentax お得意のパンケーキ型レンズを装着すれば総合重量は軽々。十分街角スナップでも取り回しが効くという印象。ボディを小さくしても、ダイヤル類は大きく操作し易いデザインとなっていて、撮影時のパラメーター変更も楽々。

嬉しいのは、とんがり頭の兄貴分 Pentax K-1 (K-1 のレビューはこちらの当方ブログご参照)ライクなペンタ部には、フラッシュがきちんと内蔵されている事。高く跳ね上がるので、大きめのレンズでも蹴られが生じる事は無さそうだ。フラッシュは多用する訳ではないが、瞳のキャッチライトや日陰で主題を際立たせる為に使う事が時々ある。中上級機ではフラッシュ非内蔵も増えているが、別になっていると持ち歩かなくなるので、きちんと内蔵されているのは有難い。


背面液晶は、上下・前後にだけ動くチルト式。横に開くバリアングル式よりこちらの方がシンプルで好み。下部に装着するバッテリーグリップ D-BG7 は、前ダイヤルや露出補正ボタンもあって、使いやすい印象。これを組み合わせるには、取り替え可能なグリップのうち、グリップ L が必要になる(KP に標準装備されるのはグリップ S)。防塵防滴耐寒、タフなアウトドア・モデルとして、長期に利用を続けられそうなミドルクラス・デジイチとの印象で、息長く売れるのでは無いか、との予感。Pentax らしいカメラ作りが、随所に光っている。

そして次は、六本木の FUJIFILM Square へ。ミッドタウンにあるフジのショウルームは、写真展スペースも広く、明るく、説明員の方も新型カメラに詳しく、他社の同様施設と比較し天井も高く居心地が良い。ちょうど GFX や X100F などで撮影した写真展、X Photography が開催中。新型カメラの大型作例写真も多数なので、カメラを見るついでに是非お寄り頂きたい。写真展での撮影・SNS 投稿も約束を守れば自由となっていて、さすがフジは世の中の動きをしっかり理解している、と感心もする。

目指すカメラは FUJIFILM X100F。前機種の X100T は以前利用していたのだが(レビューはこちらの当方ブログご参照)、描写は情緒的で素晴らしいものの、AF 速度が少し遅く感じられて手放していた。新機種のファインダーを覗くと、最近の X シリーズ同様に AF 速度はきびきびとしていて、十分な印象。EVF/OVF の転換もスムーズかつ安定していて、さすが熟成されたモデル。そして一番の注目は、背面の、最近の X シリーズ上級機に採用されているジョイスティック。これでフォーカス位置を変更出来るのは、Panasonic Lumix で EVF を覗いたまま液晶画面を指でなぞって変更する方法よりもスマートで、指先のわずかな移動でフォーカスポイントを動かせるので大変効果的。これを使うと他の方法には戻れない程、便利。

同じ展示コーナーに X-Pro2 グラファイト・エディションと同色の 23mm f2 レンズの展示もあって、カラー的には惚れ惚れする美しさ。X100F にもきっと数ヶ月待てば同様の限定カラーモデルが出るのだろうが、現行 X100F も X-Pro2 + 23mm レンズの組み合わせと比較し、CMOSサイズ、映像エンジン、レンズ焦点距離・明るさは全く同じ。そして価格はほぼ半分近い。フルサイズ換算 35mm 画角のこのレンズをつけっぱなしで使うとしたら、より小型軽量の X100F は日常スナップの為に持ち歩くには、より便利、という事になる。

せっかくフジのショウルームに来たから、ということで、中判デジカメの GFX 50S も実機を試写。EVF を覗いたとたん、その高精細な画像と、GF 63mm f2.8 レンズのボケ味の美しさに、ほおっとため息が漏れる。普段利用しているデジイチと比較すると多少大きめではあるが、十分携行出来るサイズ。上下左右にチルト可能な EVF は、ぜひ通常のデジイチにも採用して欲しい便利さ。右肩の小さな液晶ディスプレイの表示も読みやすく、操作系統は X シリーズになれたユーザーなら迷いは無いはず。プロ用で本体・レンズ込みで百万円もするので手は出ないが、触ると APS-C や フルサイズ CMOS のデジイチとの違いが良くわかる...と、色々見たが、X100F は今後の街角スナップメイン機として非常に良い、という感触を強く持つ事が出来た。

さて最後は、銀座・三越裏のキヤノンデジタルハウスへ。こちらで見るべきものは、最近発表になった新機種ラインナップのうち、206g と軽量ながら1インチ CMOS を搭載した小型コンデジの Canon PowerShot G9X MarkII。兄貴分の PowerShot G7X MarkII も使い勝手が良く登板が多いコンデジだった(詳細は、こちらの当方ブログレビューご参照)が、少し重くかさばる、という事で、同じ DIGIC7 映像エンジンが導入されたことをきっかけに、より薄くて軽い G9X MarkII への乗り換えを図る事にした次第。

まずは本体カラー比較。茶色の革張りの様なグリップ部のデザインで、シルバー色もかなり魅力的。Pentax KP や X100F はブラックを選びたいが、小型の本機種はかなり色で迷う。だが、以前ぶらぶらカメラ師匠から「プロカメラマンは、窓ガラスなどへ写り込んでしまうリスクのある色を避けて黒ボディーを選ぶのである」と教わった事を思い出し、やはり G9X MarkII も黒で行こう、と決心する。ぶらぶらカメラ師匠、三井公一カメラマンによる G9X MarkII レビューは、こちらの日経トレンディのサイトをご参照頂きたい。

三井さんのレビューで殆ど良い点も語られているので付け加える事も無いのだが、前モデルのG9X (実はそれも使っていた事がある)では暗い場所でフラッシュ撮影をした際、フォーカスがずれる事もあったので、それが治っている事を願っている。当方はこのカメラは広角端で使うことが多くなると思われるので、FUJIFILM X100F の 35mm 相当 でf2 のレンズとあわせ、28mm f2 のレンズが 209g で手に入るというのは交換レンズを揃えるより手軽で良かろう、という判断。

今回の CP+ 2017 前の新機種見学都内フォトウォーク(その他の写真は、こちらの flickr album でどうぞ)では、一部機種のみを見に行ったが、来週の本番ではより多くのデジカメ新機種と周辺機器掘り出し物を見聞できるはず。SIGMA も新しいレンズ発表を準備しているとの観測記事もあり、楽しみ楽しみ。来週は、横浜でお会いしましょう。






2016年5月6日金曜日

[Review] Pentax K-1 研究5日目、実は工夫すると DA 18-55mm f3.5-5.6 AL レンズも利用可能

さて、フルサイズデジタル一眼、Pentax K-1 に各種レンズを装着しつつそのポテンシャルを地道に探る GW 期間集中プロダクトレビュー・シリーズも、本日で五回目。かなりカメラの操作にも慣れて、手に馴染んできた。途中3日ほど、長野に出かけてフルサイズ対応 FA 24-105mm f4-5.6 IF アナログカメラ用レンズで撮影し、Pentax K-1 の撮影能力の高さに驚いたが、再び DA レンズ・レビューに戻る今回、装着したレンズは安価な APS-C 標準レンズ、DA 18-55mm f3.5-5.6 AL

下取り価格も非常に安価なレンズなので、これは売らずに置こうと引き出しの奥にひっそり眠らせていたレンズだが、今朝、辛口カメラ評論家 田中希美男氏の CP+ 2016 Pentax K-1 徹底解剖セミナー動画(ちなみにこの動画、K-1 開発秘話から DA レンズの使いこなしまで、見所満載で必見です)を視聴していて、実は「制限付き」ながら、この安価な APS-C レンズもフルサイズの K-1 で使いこなしが可能と知った。そこで早速引き出しから取り出し装着、撮影テストを実施。

<18mm>
田中氏によると、18 - 24mm あたりでは APS-C レンズの広角端で見られるケラレも顕著で、実用にはやや厳しいと。撮影してみると、確かに広角では厳しい。こちらの作例も、ご覧頂き度い。最初のコマが 18mm の作例、次が 24mm の作例である。開放付近で撮影しているが、これはさすがに実用には厳しい。




<24mm>
18mm では円形に、そして 24mm では4隅が光量低下というより、かなり黒くつぶれてしまう様子が、作例写真からもおわかり頂けると思う。しかしそれが、28mm を超えたところから、35mm, 45mm, 55mm と撮影すると、四隅の光量低下も目立たなくなってくる。もちろん青空や白い壁をバックにすると、28mm 以上でも四隅の光量低下は顕著になるが、普通に撮影する分には、この 28 - 55mm のレンジは実用になりそうな撮影結果、である。

<28mm>













<35mm>













<45mm>













<55mm>














Pentax デジイチのユーザーであれば、この軽量 (225g) 標準ズーム・レンズを所有している人も多いと思われるので、軽装で出かけたい夏の散歩には、28-55mm f4-5.6 レンズ(28mm では開放値が f4 になる) と割り切って持ち歩くと便利かもしれない。上記田中氏の動画では、さらに軽量 (124g)・安価な DA 35mm f2.4 AL レンズ もほぼ問題無く Pentax K-1 で使える、との事で、気軽なスナップ派にはこのレンズが実は最適解なのかもしれない。うーん、35mm f2.4 を利用した撮影作例が気になるぞ、と。

Pentax K-1 と DA 18-55mm f3.5-5.6 AL レンズ作例写真は、こちらの flickr アルバムにまとめているのでどうぞ。各種撮影シーンでの、光量低下度合いがよくおわかり頂けるはず。














2016年5月2日月曜日

[Review] Pentax K-1 研究 4日目、中野フジヤカメラで FA 28-105mm f4-5.6 IF 中古レンズが超特価

ゴールデンウィーク Pentax K-1 研究もいよいよ中盤。Pentax DA レンズSIGMA DC レンズと、本来は APS-C 用のレンズをフルサイズに装着して使う、という変則的な使い方ばかりをしてきたので、そろそろフルサイズ用レンズで決めたい。連日近所のカメラ店のウィンドーの定期巡回をしていたところ、ついにノーマークだったレンズを発見。smc Pentax FA 28-105mm f4-5.6 IF 。すでに販売終了した、アナログ 35mm 銀塩カメラ時代の小型軽量 (305g) ズームレンズだ。

外観に傷はそれほど無いのだが、多少ホコリがレンズ内に侵入しているということで 中古品 B グレード、税込3,780 円の激安価格。新品時は 45,000円だったので、中古レンズとしては掘り出し物と言って良いだろう。シルバーの外装も価格に響いたのかもしれないが、それには目をつぶる、ということで。K-1 のセット推奨レンズとしてデジタル用の Pentax-D FA 28-105mm ED DC WR(ただし絞りは f3.5-5.6) レンズが有り、同じズーム焦点距離となっているが、今回の中古は WR (防水・防滴)機能が無いために、多少小型で、重量も少なめになっている。

IF (インナーフォーカス)なので、フォーカス時に全長が変わらないレンズ。もちろん、ズーム時には全長は変化する。4倍近いズーム倍率があるので、旅行の時などには便利に使えそうだ。注意点としては、FA レンズでフルサイズ用ではあるが、古い設計のせいか、白い背景で撮影すると、四隅に周辺減光が確認される。広角・望遠端、どちらでもそれは確認出来た。明るい空をバックにしたり、白い壁を撮影した時には目立つので、注意が必要かもしれない。

それにしても、なにしろ4千円もしないレンズなので、目くじらをたてるほどでは無いだろう。気軽に散歩レンズとして使う、といった用途が向いている。古いレンズだが、勿論 AF (オートフォーカス)はしっかり駆動する。今時のデジタル専用レンズほど速くは無いが、十分実用になるフォーカシング・スピードである。こういうレンズを見つけてしまえるのが、中古カメラ店巡りの楽しさだ。オンラインでも、このあたりで見つけられるので、ご興味の向きはどうぞ。

描写性能は勿論単焦点の明るいレンズが優っているが、気楽に、総重量を軽くして出かけたい時にはこういうズームも良いだろう。アナログ時代の FA レンズ中古は、今後ともチェックして行きたい。

本レンズでの作例は、これまで同様、flickr のアルバムに貯めて行く事にする。Petax K-1 フルサイズ・デジタル一眼の楽しみは、こうして新旧多くの K マウント対応レンズを試す事が可能な点。K-1 レンズ沼は、まだまだ深い。

(追記)作例写真にも追加したが、連休で出かけた軽井沢、遅い春を迎えた避暑地の新緑の眩しさ、そして遠くに望む浅間山への奥行き感、4千円もしない旧い FA レンズで巧みに描写されている。この懐の深さが K-1 たる所以か。撮影結果を眺めて驚いた次第。



[Review] Pentax K-1 研究3日目、SIGMA 30mm f1.4 DC ART レンズを装着して新宿 NEWoMan へ

ゴールデンウィーク期間ならではの、本来週末ブロガーの私がブログ連投でレビューする Pentax K-1 関連記事第三弾は、SIGMA 30mm f1.4 DC ART レンズ装着。あれ、これも APS-C 対応レンズ。この前記事の DA 40mm f2.8 XS レンズ同様、本来はフルサイズ対応はしないはず。しかし装着してみると、妙に Pentax K-1 との重量、そしてデザインバランスが良い。ええいまずは使ってみようと、本レンズを K-1 ボディに装着して本日は新宿へ。

ちなみに先に書いておくと、前出の 40mm よりも、30mm と画角が広がる本レンズ、良い子の利用はオススメせず。明るい空を背景にしたり、白い壁を撮影すると、確実にケラレ、周辺減光という事態に陥る事必至。作例写真にもそれが顕著に出現。しかし、暗い場所や、うまく四隅を隠すと、それなりに写る事も。あくまで「既に本レンズを持っている人」とか、「SIGMA レンズを K-1 に合わせたいのだけど、f1.4 の DG 系単焦点レンズはちょっと大きくて重いので...」という、非常に特殊な用途向けになるので、その点は御理解の上、自己責任のトライの記録、として以下はお読み頂ければ、と。

それにしても、Pentax K-1 に組み合わせると、まるでこれが標準レンズかと思うほどのデザイン・マッチ。SIGMA のフルサイズ用 DG レンズがこの大きさであれば、と悔やまれるが、空を背景にすると、四隅のケラレはやはり厳しい。周辺減光だけにとどまらない。しかし気を取り直して、まずは街中の写真をパシャパシャと。撮影を進めると、本レンズでの構図作りのコツも見えて来る。周辺減光も、本レンズの味の一部、と割り切ると俄然、面白くなるのである。レンズ中央の解像はなかなかだし、オールド・レンズを使っている様な風情を、特殊な後編集必要無しで作り出せる、と思えば楽しいレンズになるから不思議だ。

Pentax K-1 では、DA 40mm f2.8 XS レンズ装着時にもその様に設定したのだが、クロップモードを auto から FF (フルサイズ) に設定することで、APS-C レンズを装着しても、自動的に画面中心を切り出すクロップモードには移行しなくなる。この自由度は Pentax らしくて有難い。かくして、Pentax DA シリーズや、SIGMA DC シリーズの APS-C 用レンズを(オススメはし無いが)無理やりフルサイズで使う事も可能になる訳だ。

本日は映画を見て、その後ずっと気になって居た新宿・新南口のバスターミナルへ。バスタ新宿と、ショッピング施設 NEWoMan (ニュウマン)の見学。ずっと工事が続いていた新宿駅、久しぶりに新南口に来ると白を基調とした明るいデザインの素晴らしい複合ターミナルになっていて、これが同じ場所かと驚くやら感心するやら。ゴールデンウィークの人波はあるものの、午後8時を過ぎるとそれも緩やかに。

ショッピングの場所は女性向けのお店が圧倒的に多いが、どれもお洒落で、開放的。午前4時まで開いているレストラン街は、大人の社交場的クール・モダンな、落ち着いた雰囲気で好感。これはぜひ、遅い時間にまた来てみたい。

本日の Pentax K-1 と SIGMA 30mm f1.4 DC ART による作例写真は、こちらの flickr アルバムにアップロードしたので、よろしければ御参考のほど。