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2017年11月26日日曜日

中野フジヤカメラで、SIGMA 16mm f1.4 DC DN レンズを試用

中野フジヤカメラの SIGMA ミラーレス用レンズ無料お試し会最終日。発売開始されたばかりの新レンズ、SIGMA 16mm f1.4 DC DN レンズを実際にカメラに装着して試せる貴重な機会を逃す手は無い、と早速本店前のお試し会場へ。簡単な手続きで、最新レンズを借り出せるのはいつもながら有難い。どんなにレビュー記事を読んでも、実利用に勝る評価方法は無いから、である。

Sony の APS-C 用ではフルサイズ換算 24mm で使えるレンズが、マイクロフォーサーズ・ミラーレス・デジカメでは 32mm 相当になってしまう点は広角レンズ好きとしては少し惜しい点だが、これはいつもの事なのであきらめるとして。

実売価格が5万円を切ることから Contemporary カテゴリーに分類されるレンズだが、実際手にすると、かなりしっかりとした造りになっている。SIGMA 自ら「Art ラインに匹敵する」と言う 位なので、Art レンズと呼んでも良いのかもしれないが、このあたりの線引きは良くわからない。

レンズの重量は 405g。マイクロフォーサーズにしては重いレンズ、と言えるかもしれないが、大口径でもあり、手にすると、フルサイズ用の Art ライン f1.4 レンズ群と頭の中で比較しているせいか「あれ、思ったより軽い」と感じてしまうのは黒川マジックか。しっかり存在感があるので、「あ、SIGMA の16mm f1.4 を装着しているな」ということが、外観からもすぐにわかるレンズである。

早速中野周辺でのテスト撮影を試みる。できるだけ、開放 f 値の f1.4 で撮影して、その被写界深度を確かめる事にした。利用するカメラは、手元にあるマイクロフォーサーズボディの生き残り、Lumix GX1。ちょうど6年前の秋、2011年11月に発売された旧機種だが、EVF が無い事を除けば、まだまだ現役で使えるスタイリッシュで軽量なミラーレスカメラである。やや年季の入ったボディに装着しても、新レンズの AF は小気味良く決まる。

この組み合わせでも十分実用的だ。美しいボケを背面液晶でも確認しながら撮影を楽しめる。撮影結果の作例写真は、こちらの flickr アルバムで確かめて頂きたい。6年前のカメラでも、性能の良いレンズ次第で十分現役活用出来る事をおわかりいただけるはずだ。

試みに、いくつか同じシーンを最新ミラーレス・デジカメボディの FUJIFILM X-E3 と、画角が近い(こちらはフルサイズ換算 35mm 相当) XF 23mm f2 WR レンズで開放絞り付近を活用しつつ撮影し、こちらの flickr アルバムにその作例写真を載せてみた。メーカーもボディの発売時期も違う上に、マイクロフォーサーズと APS-C で CMOS の画素数まで違う為、直接 の比較は出来ないが、それぞれの特色を感じて頂けると思う。なかなか
マイクロフォーサーズも健闘している。

2017年5月22日月曜日

中野フジヤカメラの PENTAX レンズフェアで、探し続けていた auto110 レンズを捕獲

そう、全く忘れていました。この週末が、中野フジヤカメラの PENTAX カメラ・レンズ無料お試し会だったということを。通りがかって拉致され、中に入ると、しかも「訳ありレンズフェア」同時開催中。訳あり写真家としては、これはじっくり見ざるを得ません。とはいえ、オールドレンズが多い中で、まあ買うものは無いかな、とうがった見方をしていると....いやあった、ありました。ずっと探していた、auto 110 用の 20-40mm f2.8 ズームレンズが!!

3千円でなんと auto110 とフラッシュのジャンクボディ付き。これは手に入れざるを得ません。

中野フジヤカメラのカメラ・レンズフェア、ちゃんと来ないと行けないですね。


Pentax Q シリーズのマウントアダプターを装着すると、auto110 シリーズレンズは、味のあるデジカメ用レンズとしてまだ十分使える訳です。


詳しくはこちらの、デジカメウォッチ記事「PENTAX Q で「オート110」用レンズを使う」をご参照。

いやー、寄ってよかった、あなたの街のカメラ店。

今日は K 原さんに FUJIFILM insatax SQ10 を裏道で撮影していると遭遇するし、別の K 原さんに PENTAX フェアで呼び止められるという、そういう二人のフジヤ K 原さんな日曜日なのでありました。

そしていよいよ来週末は「え、え、そんな組み合わせ有り得るの!?」と二度見してあっと驚く 「Nikon, SIGMA, TAMRON 3社合同レンズ無料お試し会」。これはまた、行かねばね。ねぇ社長。

 


2016年1月16日土曜日

夢のフラッグシップ・アナログ一眼レフ Canon New F-1、30数年の月日を経て我が手に

遡ること30数年前。中学生の頃、近所から鰻の蒲焼の香りが漂うカメラ店、中野フジヤカメラでアナログ一眼レフのベストセラー、「連写一眼」Canon AE-1 を父に買ってもらった。嬉しくて、どこにでも連れて行った。数年後、貯金で 上級機の「カメラロボット」Canon A-1 へと進むが、その頃からの憧れがフラッグシップ・プロモデルの Canon F-1。




高校生の頃、1981年に登場した New F-1 は電子化も進み、プロ用らしい堅牢性を備えた極めてタフなカメラだった。しかしカメラ本体だけで 149,000 円。高校生には文字どおりの高嶺の花で、フジヤのショーウインドウ越しに羨望の眼差しを送る日々だった。

圧倒的にクールで、プロのみがその利用を許される、手が届かない至高の存在。中高生時代に脳内で固められたそのイメージは、デジカメ全盛となった21世紀になっても自分を支配し続けた。

中古の F-1 良品を見かける度に、手に入れようかと考え込むが、「このカメラはお前が使うにはまだ早い。更に修行を積むべし。」そんな心の声がいつも聞こえて来てためらってしまうのだった。

不覚にも気づかなかったが、昨年からアナログ一眼レフの販売コーナーはフジヤ二階に移転。1階にあったはずの F-1 中古品を見かけず寂しく思っていたら、本日になって二階で F-1 に再会。何故かいつもの心の声も聞こえない。

勇気を振り絞ってまずは新品同様と珍しい保存状態のアイレベル・ファインダーを見せてもらう。神カメラ F-1 とともに。なんというファインダーの明るさであろう。更に専用ワインダーを3つの丸い回転キャップを外して底部に装着。

カシュン、カシュン!単三電池4本で、軽快に作動する。フィルムを巻き上げるそれだけのシンプルなオプションだが、そのアナログな無駄さ加減が、機械の懐かしい動作音がたまらない。

フジヤカメラ・スタッフの皆様がその音を聞いて集まり、中古カメラ店らしいプロ知識を全開にして、やや複雑な F-1 のボタン操作を手取り足取り伝授してくれる。この英知の中ではマニュアルは不要だ。


散々いじって F-1 の思い出話を一通り終えると、憧れだったはずのカメラが、すっかり愛おしい様に手に馴染んでいる。これは連れて帰らざるを得なかろう。



新品時価格の 1/6 ほどで程度の良い中古を手に入れ、店を出る。「夢を有難う」そんな言葉が恥ずかしげもなく、笑みとともに自然にこぼれ出た。30数年、通い続けたフジヤのショウウインドウ越しにあった夢がまた一つ、紙袋に収まった。

夢はいつか叶う。そしてアナログカメラの夢に終わりは無い。

[2016.3.13 追記] 映画「エヴェレスト 神々の山嶺」の主人公、岡田准一が演じたカメラマンの深町が手にしていたのも、Canon F-1 でした。




2014年10月19日日曜日

中野フジヤカメラ、秋の Lumix 新製品イベントで 4K Photo を学ぶ

「4K Photo」 という、4K 動画から切り出す静止画機能について、本日の Panasonic Lumix 秋の新製品 Touch & Try イベント(於:中野フジヤカメラ)で講師をされた塙真一先生の説明で、良く理解出来た。
これまでのフル HD から切り出す動画は、画素数も2百万画素程度で、動画の場合は秒間30コマ撮影出来るにしても 1/50-1/60 秒程度のシャッタースピードの方が動画として自然なので、動画中から静止画を切り出してもやや眠い画像になる事が多かった。
ところがカメラメーカーで Panasonic だけが実現しているカメラのみで完結する 4K 動画は、動画シャッター速度をより高速(例えば 1/1000秒) に設定することで、切り出す静止
画のサイズがフル HD の約4倍の 8百万画素ということもあり、よりシャープな画像を切り出す事が可能となるとのこと。
本日 GH4 をベースに講義頂くとともに実際にワークショップのモデル撮影も行って、その有効性を知る事が出来た。良く理解されているプロカメラマンに噛み砕いた説明を頂き、撮影迄実践すると、短時間できちんと理解出来て有り難い。

本日の塙真一先生のワークショップで撮影した、動画から抜き出した 4K Photo のサンプルは、こちらの flickr album を御参照頂きたい。モデルの方が大きく頭を振る事で揺れる髪を撮影した動画から、静止画を切り出すとこうなる、というもの。わずか 20 秒程度の動画でも、20 秒 x 秒間 30 コマ = 600 枚の静止画の中からシャッターチャンスを切り出せるので、普通の静止画撮影では得られにくい瞬間を切り出す事が可能に。

ただ、切り出す画像は8百万画素になってしまう為、Lumix GH4 オリジナルの画素数、16百万画素の全てを 4K Photo では得る事は出来ない。全ての画素を利用する方が勿論より高精細なので、難しい瞬間を切り取る目的が無い場合には、通常の静止画撮影を利用する方がベター。16百万画素の作例も、一応こちらの flickr album にまとめているので、参照頂きたい。

11月中旬発売予定の Panasonic Lumix LX100 で 4K Photo を撮影するのが楽しみに。一方、本日ワークショップで利用した Lumix GH4 も操作性の高い素晴らしいカメラである事が理解出来た次第。

百万画素 CMOS の FZ1000 も 4K 動画撮影可能で、16倍ズームを備え、手軽な 4K 動画 Lumix として存在感を放つ。

Panasonic の 4K 動画カメララインナップから、当面目が離せません。