年末休みを利用し、7回に分けて発表して来たデジクマ的ガジェット・オブ・ジ・イヤー。遂に孤高のベスト・ガジェット・オブ・ジ・イヤー2017の発表の時が。相当悩んだ結果、そのずば抜けて高い光学性能に敬意を表して、SIGMA 14mm f1.8 DG HSM Art レンズに最終決定。SIGMA 社自ら「異次元の視覚体験を可能にする真のハイスピードレンズ」と銘打っている通り、CMOS に焼き付けられる映像は、撮影者の情緒にダイレクトに訴えかける様な、美しい背景ボケと、魚眼レンズ並みの焦点距離なのに歪まない直線。まさに奇跡の様な映像美。
ともかく全てが新鮮で、驚きの連続を生み出すレンズなのでありました。これこそ、現在のスマホ・カメラ技術では絶対に実現出来ない、フルサイズ・デジイチ(当方は Canon EOS 6D を利用)ならではの表現世界。デジカメ市場・レッド・オーシャンでの差別化も明確。
レンズ購入のきっかけはやはり、中野フジヤカメラで実施された、SIGMA 社のレンズお試し会。
尊敬するぶらぶら散歩カメラマンの三井氏が絶賛する135mm f1.8 DG HSM Art レンズ(三井氏の Nikon D850 + SIGMA135mm レンズ・レビューは、こちらの記事ご参照)とともに(当方の 135mm レンズ作例写真はこちらの flickr set を御参照ください)中野の裏路地でテスト撮影を行い、その性能に驚愕。
尊敬するぶらぶら散歩カメラマンの三井氏が絶賛する135mm f1.8 DG HSM Art レンズ(三井氏の Nikon D850 + SIGMA135mm レンズ・レビューは、こちらの記事ご参照)とともに(当方の 135mm レンズ作例写真はこちらの flickr set を御参照ください)中野の裏路地でテスト撮影を行い、その性能に驚愕。
早速中野フジヤカメラで 14mm f1.8 レンズを買い求め、その後東京駅前の朝、夜景も撮影し、本レンズが創造する新しい映像世界に感動することしきり。本レンズの作例写真は、こちらの flickr セットをぜひご覧頂きたく。唯一無二の超広角で美しい背景ボケを楽しめる撮影は、狭い東京の街角を徘徊する路地裏散歩写真家の当方にもピタリ。撮影結果の写真を見る度に感動する、という、最近では珍しい程の表現力を誇る、ハイスピード超広角レンズなのでありました。
しかし、当方的にはベストなレンズでも、冷静に考えると大きく重く(最大径 95mm、重量はレンズだけで 1,120g)「あなたにとってベストなガジェット」では無いかもしれません。本レンズの購入を検討される際には、ぜひ実物を店頭で試してみることをおすすめする次第。でもやっぱり最高なんです、このレンズ。
2017年のデジクマ的ガジェット・オブ・ジ・イヤーは、これにて終了です。当方の駄文をここまでお読み頂き、ありがとうございました。
皆さん、素晴らしい最新ガジェットの登場が控える2018年も、健康に、そして楽しみにお迎え下さい。(2017年12月30日深夜、自宅にて、デジクマこと南)
皆さん、素晴らしい最新ガジェットの登場が控える2018年も、健康に、そして楽しみにお迎え下さい。(2017年12月30日深夜、自宅にて、デジクマこと南)