これまで買わずに我慢していた、背面液晶に取り付ける LVF-01 LCD ビューファインダーを同梱したセットは、dp0 本体のみと比較してプラス1万円程度の金額アップ。ビューファインダー単体で購入すると3万円弱でもあり、これはセット導入がお得、ということで早速手に入れた。
シグブラ写真家のサスラウ師こと三井カメラマンが愛情をこめてそう呼ぶ「変態カメラ」、dp0 Quattro にLVF-01を組み合わせたその様子は、右の写真の通りもはやカメラというより危険な光学兵器という様相。これを持って撮影している姿も相当怪しいのだが、今回はあえて裏道の暗がりにこのカメラを持ち出す事に。
dp0 Quattro の仕様で一点気になっていたのは、他の dp シリーズカメラが f2.8 と比較的明るい開放絞り値を備える中で、本 21mm レンズは f4 であること。夜間撮影では、手振れ補正機能を持たない dp0 はどこまで使えるだろうかと、早速いつもの中野裏道で試写を行ってみることに。
わずかな店の明かりはあるものの、JR 中野駅北口の裏道は非常に暗い。シャッター速度も、f4 の絞り値では 1/4 - 1/25 秒と遅いシャッター速度となるケースが多い。しかし、ファインダーを覗く顔面と両手でしっかり3点支持することもあり、また Quattro 独自のグリップし易い形状のおかげで、三脚やフラッシュ無しの手持ち撮影でも、それなりの仕上がりを得る事が出来た。
作例写真は、こちらの flickr アルバムからご覧頂き度い。全て JPEG 撮って出し、だが、最近撮影した RICOH GR 28mm f2.8 レンズ(作例写真はこちらで)や LEICA Q 28mm f1.7 レンズ(当方ブログレビューはこちらで)の画角とは異なる、広く歪まない映像が、 新鮮さのある表現を可能としてくれている。(同じ場所での夜間撮影画像の比較はこちらの当方ブログエントリで)
以前は Contax G 用の CarlZeiss Hologon 16mm f8 レンズにハマっていた(こちらのブログ過去記事ご参照)ほど、当方は「歪みの無い超広角レンズ愛好家」なのであるが、dp0 の 21mm f4 レンズも、SIGMA 山木社長自ら「開発者に驚かれたくらい」と言う程の出来。(詳細は、ITmedia のサスラウ師記事、ご参照。)
さあ、カメラ店に Go! の金曜日です。
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