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2017年11月12日日曜日

苦難の iPhoneX レア店頭在庫入手までの道のり

10月27日金曜日。当方は、iPhonegrapher の三井さんが Tech な Kids とその親御さんに iPhone カメラ撮影・加工の極意を伝授するワークショップ前打ち合わせの為、Apple Store 福岡天神前の Tech Park に居た。なんとなく忙しく動いているうちに、心のどこかで気にかけてはいたのだが、午後4時の iPhoneX 予約スタートのタイミングは、間に合わず。ただでさえ初期の品不足が伝えられていた製品なので、あきらめて、しばらくは手持ちの iPhone7 Plus で行こうと考えていた11月のある日。
某量販店で、初めて iPhoneX 本体に触れてしまった。記事では何度も仕様を確かめていたが、iPhoneX の小型で大きな画面、しっかりとした筐体の作りとずっしり手に馴染む質量、OLED 液晶の美しい画面と先進のカメラ性能を実機で確かめるうちに、「いやこれはやはり早く手に入れねば」という気持ちが再燃してしまった。

後日近所の au ショップ受け取りでオンライン予約(iPhoneX は au 黒 SIM を白 SIM に変える必要があり、au 経由が重要と考えた)を行っていたのだが、今回は「数日遅れ」の影響が大きく、待てど暮らせど入荷予定時期の連絡も無い。仕方なく、朝6時に Apple Store Online で時々出てくる店頭在庫も追うが、これもなかなか購入可能在庫を見つけられない。
ダメ元で昨日、11月11日の土曜日午後、新宿量販店街を歩いてみる。殆どの店では勿論在庫無し、いつ入荷するかわからない、との返事だったが、なぜか東口ビックロの地下売場と西口ヨドバシの携帯売場には au/Softbank 向け iPhoneX 64GB の「在庫有り」サイン。二度見したが、本当だ。クマも歩けば iPhoneX に当たる。店員さんに聞いてみると、限定数だが、予約キャンセル品の放出が11日から始まったらしい。

256GB を待って居たのでそれでも迷ったが、希望していたシルバー色であったこともあり、データはクラウド利用を増やして切り詰めれば何とかなるだろう、と即購入決定。
昨晩必要なアプリだけを iPhone7 Plus から引き継いで、メールや LINE、Apple Watch3 や Suica, Apple Pay 用クレジットカードの移し替えが無事完了。必要最低限に曲数なども絞ると、42GB の空き容量、つまり 2/3 のメモリはまだ使える事が判明。これまで使っていた iPhone7 Plus のメモリ内容を調べると、約2万枚の写真・動画を Mac にコピー後も iPhone 側に残していて 58GB とそれが一番の容量を占めていた。過去の写真は Mac 側で遡る事が殆どなので、Mac に移行した写真を iPhone 側で必要なものを除いて削除すれば、64GB でも十分やっていけるはず、だ。

紆余曲折を経て入手した iPhoneX、動作快適。今日から使い倒します。

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