2月に横浜の CP+ 2016 で見て気に入った SIGMA のマイクロフォーサーズ用で明るい標準・単焦点レンズ、SIGMA 30mm f1.4 DC DN が早くも近所のカメラ店店頭に。
最近は CP+ で触って気に入った製品が、その1年の主力選手としてデジタル・ベアーズで活躍するケースが増えた。言うなれば CP+ はカメラ・レンズメーカー合同トライアウト。厳しいテストを経た本物の選手が、最終的に入団を決める。
f1.4 と大口径ながら、重さは 265g と超軽量。フィルター径も 52mm と手頃だ。手にしてみると、想像よりも軽いことに嬉しくなる。フルサイズの SIGMA 単焦点レンズは 24mm f1.4 DG を普段 EOS 6D に装着して利用しているので、並べてみると、そのコンパクトさに納得。本レンズは、"A " (ART) レンズの様な高品質さを備えているが、分類としては "C" (Contemporary)。しかしその疑問は、山木さん自らの CP+ での説明から明快になった。
マイクロフォーサーズ規格では、小型システムが故に必ずデジタル的に画像の歪み等を補正する動作が入る。すべてを光学的に処理するレンズに与えられる称号が ART なので、マイクロフォーサーズ対応レンズは C になる、という説明だった。なるほど。
前面の一番大きなレンズは、某カメラ店の方曰く「これを見ているだけでお酒飲めそう」な肉厚でマルチコーティングな輝きを妖しく放つ、SIGMA 会津秘密工場直送の仕上がり。眺めていると、これはアウトドア・シューティングに連れ出さざるを得ないオーラを発しているのが良くわかる。という事で OLYMPUS PEN-F との組み合わせで撮影した作例写真をいくつか。f1.4 大口径のボケ味が m4/3 でもきっちり出る事と、SIGMA らしい精緻な解像力、夜間撮影でのパフォーマンスに注目頂きたい。
[作例写真その1]
[作例写真その2]
[作例写真その3]
[作例写真その4]
[作例写真その5]
[作例写真その6]
[作例写真その7]
さらに多くの作例写真は、こちらの flickr album に貯めて行くので、御覧頂ければ、と。
これまでマイクロフォーサーズで標準 f1.4 レンズと言えば、当方的には Panasonic LEICA DG SUMMILUX 25mm f1.4 に勝るものが見つからなかったのだが、Pana-LEICA のこのレンズは、OLYMPUS のボディに装着するとなぜか絞りがカタカタ動く、という謎の不具合で最近は使っていなかった次第。この不具合は改善されたのかな?
いずれにせよ SIGMA 30mm f1.4 DC DN、凄く良いレンズ。気に入った!!
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