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2014年11月3日月曜日

[4K 動画] iMac Retina 5K で見る 4K 動画素材探しを YouTube で

iMac Retina 5K を導入してはみたものの、4K 動画や 4K Photo を撮影可能とする機材がまだ手許に無い。どのカメラを iMac 5K の伴侶としたら良かろうか、という選択をする為に、それぞれの 4K 動画撮影可能カメラでの作例を YouTube 上で探してみた。再生回数が圧倒的なのはやはり GoPro。( GoPro HERO4 : Adventure of Life in 4K ) コンテンツの内容を含め、マーケティングの上手さは日本のメーカーは良く研究した方が良かろう。スポーツシーンやコンサート等、ユーザーの利用シーンを考えた作例動画の為の撮影と編集に、相当力を入れている様子が伝わって来る。

11月半ばに発売予定の Panasonic Lumix LX100 も、作例動画が既に YouTube に上がっていた。( ルミックス LX100 で撮影した 4K 動画 )人形作り職人の、日本的な美しさと品格が伝わる動画は、ある意味 Panasonic や Sony 的な、日本の家電メーカーらしいお家芸。動画品質の素晴らしさは、この作例から十分伝わるが、せめてモデルには Lumix なので綾瀬はるかさんを活用して欲しかった、と感じる。


綾瀬はるかさんを撮影した 4K 動画作例は、こちらの Lumix GH4。( ルミックス GH4 で撮影した「綾瀬はるかさん」4K 動画 ) 先日も中野フジヤカメラ・Panasonic 主催の製品発表会で、4K Photo を試す機材としてはこの GH4 を利用、その機能の高さには驚かされた。当面 4K 動画撮影用カメラのキングはこの GH4 なのだろう。YouTube 動画も、光る砂が一粒まで見える高精細さ。

高倍率望遠ズームを備えた Panasonic Lumix FZ 1000 による 4K 動画作例( ルミックス FZ1000 で撮影した 4K 動画 )もなかなかのもの。公式作例動画なのに、最後の部分がぷつっと切れているのは惜しいが Panasonic の 4K 動画に賭ける意欲が伝わる価格設定もあり、本機の存在も見逃せない。

以上の通り、4K 動画に使える機材も少しずつ出揃って来た。Panasonic はかなり健闘している。意外だったのは、Sony はビデオ専用カメラでは 4K 動画に力が入っているものの、スチル・ビデオハイブリッドのカメラ機材ではまだ完全な 4K 対応が遅れていると理解した事。最新の Sonyα7S 等でも、4K 動画出力は出来るのだが、動画保存には 3rd Party 製の外部記憶装置が必要となってしまう。カメラ本体内で 4K 動画が完結しない、のは、同じビデオに強い家電メーカーでありながら、この 4K への力のかかり具合の差は何なのだろう。ビデオ部門とカメラ部門の縦割りの問題なのだろうか?低照度での強さを含め、素晴らしい機材を開発しているだけに ( α7S Unparalleled 4K image quality )、何とか本体内部での記録完結も目指して欲しいところ。

GoPro HERO4 はブラック、シルバーがそれぞれ対応だが、Gigazine の記事にもある通り、ブラックは 4K 動画は 30fps (秒間30コマ)、シルバーは 15fps (秒間15コマ)とシルバーでは能力が半分になってしまう。価格的には高いブラックだが、スムーズな4K動画再生の事を考慮するとこちらを選択する事になるだろう。

先日フジヤカメラで受けた、塙真一先生の 4K Photo のセミナーのおかげで、4K 動画・静止画への理解がかなり深まって来た。後は Lumix LX100 の発売を待つのみ。11月半ばが、待ち遠しいです。





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