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2015年12月6日日曜日

東京駅八重洲北口に開店した Concept LABI Tokyo は爆買い客向けのみならず、Apple 製品やデジカメ他高級家電が豊富な画期的新店舗だった

東京・八重洲北口に本年10月開店したばかりのヤマダ電機の海外爆買い客にも対応する高級家電店、Concept LABI Tokyo の魅力を、当方的に整理してみよう。近所のレストランに入ると、最近こちらの紙袋を抱えた旅行客が激増した、ということで、それなりに軌道に乗りつつある様だが、実は我々量販店の国内ユーザーにとっても、面白い仕掛けが豊富にある、意欲的な新店舗なのである。

まずは広い入口正面、1階の Apple 製品売り場。入って左手に Mac、iPhone、iPad やスマホなどと連携するガジェット類が、ドローンや楽器などまで含めて多数並べてあるのだが、その質・量ともに Apple Store のそれを凌駕している。米国で訪れたより大型の Apple Store と比べても種類豊富なぐらい。

製品展示もいつものヤマダ電機各店と違って丁寧で、Apple 売り場にも専門知識を備えた黒装束の店員が多数。Apple 製品の在庫は、本体だけでなく純正周辺機器含めて豊富で(当方はこちらで在庫薄の Apple Pencil を早期入手)ここは見ておく価値があると思うよ、アップル信者の御同朋。銀座の Apple Store まで出掛けなくても、かなりの製品を入手可能でまずびっくり。




3階には、ライバルの Panasonic と Sony が肩を並べて自社製品の美しい「製品を買うことが出来るショウルーム」を展開。海外爆買い客へのブランディングを毎日行える仕掛けとなっていて、見るだけでも楽しい。

奇数階が面白いのだが、5階は当方が最も気に入っている、カメラ・高級家電売場。カメラ在庫そのものはまあ普通だが、アクションカメラ系のオプションや、カメラバッグなどの在庫が豊富。そして目玉の高級家電。液晶ライトスタンドだけでもかなりの数があり、コーヒーメーカーはこんなに種類があったのかと驚嘆する程の展示数。iPhone を装着してジンバル撮影ができるガジェットや、家庭内野菜工場など、目新しい商品満載で見飽きない。

それぞれの階には、エスカレーターを上がって来たところにロボットのペッパー君が待ち構えていて、ソフトも Concept LABI 仕様になっている。フロア案内をしてくれる他、気が向くと、例の「♩ヤマーダでんきっ〜」のジングルに合わせて踊りを披露してくれるサービス精神。

この調子で10階のビジネス用 PC フロアまで美しいデザインの販売コーナーが続くのだが、8階のキーコーヒーが運営するカフェ・レストには是非行って頂き度い。完成した鉄鋼ビルや東京駅を見下ろす、ガラス窓のカウンターは、晴れの日にはとても気持ちが良い場所だ。机の下には勿論、電源も装備。東京駅近くの憩いの場所としても、合格点。ヤマダ電機のポイントがあれば、それでコーヒー、サンドイッチ、ケーキなどにも還元して使えるところがミソだ。



ヤマダ電機の LABI 系店舗は都内各所にありながら、ヨドバシカメラ、ビックカメラと比較するとどうしても店員の知識が薄かったり、在庫が荒かったりと、たまに売れ筋商品の希少在庫がある時ぐらいしか訪れていなかったのだが、Concept LABI はちょっとヤマダの鼻息が荒い、違う味付けになっている。

東京駅近郊に行かれる際には、最近この店の向かいにオープンしたばかりの Sarabeth's (サラベス東京)旗艦店と合わせ、是非お試し頂き度い。






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